広島の若手内野手・渡辺悠斗、疲労骨折からの復帰に強い決意

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広島東洋カープのドラフト4位指名選手である内野手・渡辺悠斗(22)は、1軍昇格を目指し、再出発を切った

渡辺は4月中旬に腰の疲労骨折が判明し、約2カ月間のリハビリを経て、6月25日のウエスタン・リーグソフトバンク戦で実戦復帰を果たした

実戦復帰後の8試合では23打数5安打という結果を残しているが、今後の上昇に向けた強い決意を示している

渡辺は「同期の活躍も刺激になっている

ここから結果を出して、(1軍に)呼んでもらえるように頑張りたい」と語る

腰の疲労骨折は初めての経験だったため、リハビリ期間は「すごく長く感じた」と振り返る

骨折が判明した1カ月間はコルセットを装着し、運動も制限されていたため、「うずうずしていた」という

その間に、同じ大卒のドラフト1位選手である佐々木が1軍で初安打を放ち、ドラフト2位の佐藤柳は6月29日の中日戦でプロ初登板を果たし初勝利を記録した

さらに、3位指名の岡本は開幕以来、救援陣として活躍を続けているため、渡辺にとっては焦りの感情が募る日々だった

そんな中、渡辺はリハビリに地道に励んだ

けがの原因は不明だが、ウオーミングアップ時に普通のストレッチしか行っていなかったことを反省し、球団トレーナーの助言に基づいてストレッチの種類を10種類に増やし、患部のケアに努めた

また、体幹強化にも取り組んでおり、「まだまだですが、体のバランスが良くなった」と自信を覗かせる

「泰(佐々木)も今けがをしていますが、復帰して一緒に1軍で活躍したい」と強調する渡辺は、同期の存在が大きなモチベーションとなっている

現在、支配下の大卒新人の中で1軍を経験していないのは渡辺だけだが、逆襲を期してアピールを続けていく決意を持っている

広島の渡辺選手が疲労骨折から復帰を果たし、今後の1軍昇格に向けた意欲を示していることは、多くのファンにとって希望の光となります。若手選手が怪我から立ち直り、見事なパフォーマンスを発揮することは、チーム全体の活気を生むことにも繋がります。彼の強い決意に期待がかかります。
キーワード解説

  • 内野手とは?:内野手は野球のポジションの一つで、主に1塁、2塁、3塁、遊撃の4つのポジションを守る選手のことを指します。内野手はバッティングや守備に重要な役割を果たしています。
  • 疲労骨折とは?:疲労骨折は、長時間の負荷や繰り返しの動作により、骨に微細なひびが入る傷害です。あまりにも高い負荷がかかることで、骨が壊れてしまうことがあります。
  • リハビリとは?:リハビリは、怪我や病気からの回復を助けるための治療やトレーニングを指します。身体の機能を取り戻し、スポーツや日常生活に戻ることを目的としています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。