ナショナルズ小笠原、メジャー初登板は黒星。監督とGMの解任も影響か

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 ワシントン・ナショナルズの新加入選手、小笠原慎之介投手が日本時間の7日に行われたボストン・レッドソックスとの一戦でメジャーリーグ初登板を果たしました

結果は2回2/3を投げ、7安打4失点

チームは4-6で敗戦し、初黒星を喫しました

この試合後、ナショナルズは監督デーブ・マルティネス氏とゼネラルマネージャー(GM)であるマイク・リゾ氏の解任を発表し、波乱の一日となりました

 小笠原投手は初回、安打とエラーによって失点を重ねてしまいました

特に、アンソニー選手から先制の適時打を許し、その後もレフスナイダー選手、ストーリー選手に立て続けに得点を奪われてしまいました

しかし、2回は降雨による中断後、無失点に抑えました

マウンドでは合計55球を投げました

監督のマルティネス氏は、小笠原の初回のパフォーマンスについて「緊張があった」とし、彼の才能を高く評価しました

 解任されたマルティネス監督は、試合後のインタビューで「初回はメジャーの初イニング

狙ったコースを外したが、それ以降は回復したと思う」と述べ、選手を擁護しました

ただ、試合後にチームが出した声明では、監督とGMの解任が発表され、彼の言葉の効果が薄れる形となりました

 小笠原は昨オフ、中日ドラゴンズからポスティングシステムを利用し、ナショナルズと契約

契約額は2年総額350万ドル(約5億600万円)でした

オープン戦では防御率11.25と苦しみ、開幕をマイナーリーグのロチェスターで迎えていましたが、今回の初登板での経験が今後の成長に繋がることが期待されます

今記事では、小笠原選手のメジャー初登板の結果と、それがもたらした監督とGMの解任について報じています。小笠原選手は初回に失点を重ねたものの、その後は持ち直してくれた点についても触れていますが、チームのパフォーマンス全体が評価された結果として監督が解任されたことは、選手個人の成長とは別の厳しい現実を映し出しています。
キーワード解説

  • メジャーリーグとは? - アメリカのプロ野球リーグで、各チームが地域を持ち、世界中から優秀な選手が集まる舞台です。
  • ポスティングシステムとは? - 日本のプロ野球選手が米メジャーリーグに移籍したい場合に、対象となるチームに交渉権を譲渡する制度です。
  • 防御率とは? - 投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、通常は一定の投球回数に対する失点数で計算されます。
  • 監督とは? - チームの戦略を立てたり、選手を指導したりする役割を持つ、チームを指揮する人です。
  • ゼネラルマネージャーとは? - チーム全体の運営や選手の獲得を担当する役職で、チームの人事を示します。

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