高校野球三重大会で神村学園伊賀が亀山を圧倒、プロ注目選手西川が輝く

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2025年7月7日、全国高校野球選手権三重大会の1回戦がドリームオーシャンスタジアムで行われ、神村学園伊賀が亀山を10―2で制し、7回コールド勝ちを収めました

これにより、神村学園伊賀は2回戦へ進出しました

注目の選手は、神村学園伊賀の遊撃手でありながら先発投手でもある西川篤夢(3年生)です

西川は「1番・投手」としてマウンドに立ち、自己最速に並ぶ145キロの直球を計測し、4回を投げて奪三振4の好投を見せました

また、2失点を許しましたが、打撃でも活躍し、3安打1打点を記録

特に、2回に右翼線へ適時二塁打を放ち、チームの得点を支えました

試合後、西川は「チャレンジャーの気持ちで臨みました

二盗も決めて、しんどいけど、主将としてしっかりチームを引っ張らなければなりません

暑さを気にせず全力を出せた」と語り、チームへの思いを強く表現しました

この試合には、NPB(日本プロ野球)の9球団から16人のスカウトが視察に来ており、特に巨人の榑松伸介スカウトディレクターは「西川選手はミート力が高く、広角に打つことができるのが印象的です

また、140キロを投げる能力を持ち、野球センスが非常に高い選手です」とその潜在能力を高く評価しました

西川篤夢(にしかわ・あつむ)
2007年12月28日生まれ、三重県伊賀市出身の17歳

小学校3年生から野球を始め、三塁手として活動

その後中学では大阪箕面ボーイズに所属し、神村学園伊賀では高い成績を残しています

50メートル走5秒9、遠投110メートルの身体能力を持ち、身長1メートル83、体重76キロ、右投げ左打ちです

西川選手の活躍は印象的で、特にスカウトたちの注目を集める理由も理解できます。投手としても打者としても能力が高く、今後が非常に楽しみな選手です。高校野球の舞台で活躍する姿は、将来のプロ入りを期待させます。
キーワード解説

  • 全国高校野球選手権とは? 全国高校野球選手権は、日本全国の高校が参加する大規模な野球大会で、毎年夏に行われます。全国から選抜された高校がトーナメント形式で戦います。
  • コールド勝ちとは? コールド勝ちとは、試合が決着し、規定のポイント差が達成されたため、試合が途中で終了されることを指します。通常、7回終了時に10点差などで適用されます。
  • NPBとは? NPB(日本プロ野球)は、日本のプロ野球リーグで、セントラルリーグとパシフィックリーグの2つのリーグから成り立っています。日本国内のプロ野球チームを統括する団体です。

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