佐藤輝明内野手（26）の先制2点適時打が流れを掴むきっかけとなり、阪神はこの試合で2年ぶりとなる9連勝を達成した
さらに、これにより阪神は2リーグ分立以降、通算5000勝にも到達した
注目のプレーと戦術
試合の初回、阪神は1死二、三塁のチャンスを迎え、佐藤が先制打を放つ前に、森下翔太外野手の別のプレーにも注目が集まった1死一塁から四球を選んだ森下は、床田の暴投によって二塁まで進む動きを見せた
四球を選んだ後のこの速やかな進塁は、内外野の守備隊形に影響を与え、結果的に試合の流れを阪神側に引き寄せた
足を使った攻撃
4回には再度森下が好走塁を見せる無死一、二塁の場面で、佐藤が左翼に大きな飛球を放ち、その後のタッチアップで一、三塁となったところで、森下は大山の打席の際に初球で二盗を成功させた
これも守備形態を揺さぶる重要なプレーだった
広島の課題
広島はこの試合で防戦一方に終始し、晶倉の肩が狙われる場面も多かった特に初回には、佐藤が初球で二盗を試みるなど、阪神の機動力が広島の守備に大きなプレッシャーを与えた
今回の試合は、阪神のチーム力を見せつけるものであり、特に森下選手の走塁は高く評価されるべきです。広島の守備はその脅威に対してついていけなかった印象があります。
キーワード解説
- 四球とは？：投手がボールを投げる際、打者がバッターボックス内でボール4つを受け取った場合に与えられる特典。
- 暴投とは？：投手が投げたボールがキャッチャーの捕球範囲を外れることで、走者が進塁する可能性がある投球。
- タッチアップとは？：バッターがフライボールを打った際、走者がボールが捕球される前に次の塁へ進むための行動。
- 盗塁とは？：走者が次の塁を狙って投球の瞬間に走り出す行為。
