巨人・田中将大、6イニングで好投を見せ4勝目を挙げる

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◇9日 イースタン・リーグ 西武3―10巨人(カーミニークフィールド) 2軍調整中の巨人・田中将大投手がイースタン・リーグの西武戦に先発し、6イニングを投げて5安打3失点の成績を収めました

この日は初回に2ラン本塁打を含む3失点を喫しましたが、その後は立ち直り、味方の逆転を受けてからは無失点に抑え、シーズン4勝目を挙げました

この試合を振り返って、桑田真澄2軍監督は田中の投球について、「現在取り組んでいることがそのまま投球に現れた

失投をしてしまうと打たれてしまうが、構えた場所にしっかり投げれば抑えられる」とコメント

しかし、初回の本塁打については「追い込んでから丁寧にいかないといけないところで失投した」と反省の言葉を述べました

桑田監督は、田中が2戦前の6月25日のDeNA戦で6失点を喫した際に、改善が必要だったスプリットにも言及

「最近では、いい落ち方のスプリットが出てきている」と評価しました

また、カーブやスライダー、カットボール、直球についても「大城卓三が構えた場所にほぼ収まっていたので、アウトを取れる球になっていた」と、自身のフィードバックを反映させた成果を称賛しました

この日は6回までに投げた18個のアウトのうち、9つはゴロアウトであり、「ストレートを低めに投げることができるようになってきている

評価している」との言葉も残しました

さらに、投球において意識したい点として、「洞察力」を挙げました

桑田監督は、「ピッチャーは常にコントロール良く投げることはできないので、打者の動きに応じて大胆に、また丁寧さを持って攻めることが大事」と続けました

今回の試合では、田中将大選手の投球が特に注目されています。初回に打たれた本塁打を除けば、その後は見事に立て直し、無失点で切り抜けたことが評価されています。桑田監督も田中選手の成長を実感しており、これからのさらなる成長に期待が寄せられています。特に、投球に対する大胆さと慎重さのバランスが求められる点は、今後の試合でも重要なポイントになるでしょう。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における2軍のリーグで、若手選手や怪我からの復帰を目指す選手がプレーする場です。
  • スプリットとは?:変則的な握りで投げられ、ボールが落ちるように見える投球の一種です。特に三振を奪うために使われることが多いです。
  • 洞察力とは?:物事の本質を見抜く能力のこと。野球においては、打者の動きや球の軌道を読み取る力が求められます。

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