これに伴い、仲三河選手の背番号は135から55に変更される
彼は大阪桐蔭高からドラフト7位で2021年に入団し、昨シーズンオフに戦力外通告を受けたものの、育成選手として再契約を果たした
今シーズンのイースタン・リーグでの活躍は目を見張るもので、5月29日のオイシックス戦では、球団2軍史上初となるサイクル安打を達成した
これにより、出場45試合で打率.327(162打数53安打)、9本塁打、37打点を記録し、素晴らしい成績を収めている
仲三河選手は自らの初出場を目前にし、「やっと来た、今日から始まるぞという気持ち
育成だった期間も自分のやるべきことに集中して、ネガティブな気持ちになることはなかった」と語り、その明るい表情からはポジティブな思考が感じ取れた
彼はファームでの練習時間を活用し、バッティングの技術向上に励んでいたという
背番号55については、「世代的には(ヤクルト)村上さんですね」と語り、自身も強打者にふさわしい選手になりたいという意気込みを見せた
打席に立った際には、スタンドを目指してスイングすることを目標にしている
西武・広池浩司球団本部長のコメント
広池浩司本部長は、「早くからチーム内屈指の飛距離を誇り、着実に打撃をレベルアップさせてきましたその結果、今季は2軍で抜群の数字を収めるまで成長してくれました
持ち前の強打で1軍の得点力向上への起爆剤になるとともに、将来の主力を目指してさらなる成長を期待しています」と仲三河選手の成長を称えた
仲三河優太選手の成長は、西武ライオンズにとって大きな喜びでしょう。特に育成選手として再契約し、見事な成績を残したことからも、彼の努力と根気が伺えます。今後の一軍での活躍も期待されるだけに、その成長ぶりに注目が集まります。
キーワード解説
- 支配下選手契約とは?プロ野球選手が支配下選手契約を結ぶことで、正式にチームの一員としてプレーすることが認められる制度。
- サイクル安打とは?一試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打の全てを打つことを指し、特に希少で難易度が高い偉業とされる。
- イースタン・リーグとは?プロ野球の育成選手や若手選手が参加するリーグで、通常ファームチームが所属し、選手の成長を促す場となる。

