7月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われたファイターズ戦において、ドラフト2位ルーキーの宮崎竜成選手が待望のプロ初ヒットを記録した
この試合では、8番セカンドとしてスターティングメンバーに名を連ね、七回に相手先発の山崎福也投手から中前打を放った
初ヒットの瞬間
宮崎選手は、「前の打席で焦って当てにいっていたので、初球から自分のスイングで振っていこうと決めた」と振り返り、初球のカットボールを強引に打ち返さず、センター返しを意識して打席に臨んだその結果、一塁ベース上で控えめに喜びながらも、ライトスタンドからの宮崎コールに右手を掲げて応えた
強い集中力で自身のスタイルを貫き通し、見事なヒットを打ち取った
道のりと努力
宮崎選手は、社会人野球を経て24歳でプロ入りし、即戦力として期待されている同期入団のドラフト1位ルーキー、西川史礁選手や、前年入団の寺地隆成捕手など若手選手が先に活躍する姿を見て刺激を受けながら、出番を待ってきた
5月の初昇格では3試合に出場し、8打数無安打5三振と厳しい結果に終わったが、「プロは甘い球を確実に仕留めることが必要だ」と実感し、練習に励んできたという
アドバイスと心境の変化
1軍合流初日には、サブローヘッドコーチから「調子がいいのだから、自分のスイングで思いっきり振ってこい」とアドバイスを受け、気持ちが楽になったというこの日は「まだヒットを打っていないのか
きょうは打てよ」とのメッセージをもらい、期待に応える結果を残した
ファンへの感謝と今後の抱負
宮崎選手は試合後、「本当にファンの方の応援がすごくて、嬉しかった」と語り、更なる成長を誓った「次はチームの勝利に貢献できる一打を打ちたい」と意気込みを語り、チームにとって必要な選手になることを目指すと発表した
加えて、彼はチーム内での明るいキャラクターとしても注目を集めており、初日には試合前の円陣で盛大に声を出して仲間を励ました姿が印象的だった
背番号「44」の若武者が、マリーンズに新たな風を吹き込む存在となることが期待されている
宮崎選手の初ヒットは、彼の努力とファンの応援がもたらした結果です。若手選手としての成長を期待されており、これからも彼の活躍に注目です。彼の爽やかなキャラクターもチームに新しい風を吹き込んでおり、今後の活躍に目が離せません。
キーワード解説
- ドラフト:プロ野球の選手をチームが選ぶ制度で、若手選手がプロ入りする際の重要なプロセス。
- セカンド:野球のポジションの一つで、内野の二塁を守る選手を指す。
- カットボール:投手が投げるボールの一種で、ストレートに似た球速でありながら、左または右に微妙に曲がる特性を持つ。
- ヒット:バッターがボールを打ち、出塁することを意味し、得点に貢献する重要なプレー。
- ムードメーカー:チームやグループの雰囲気を明るくする役割を果たす人物。

