オリオールズ・菅野智之投手がメッツ戦で7勝目、成長を感じる登板

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇インターリーグ オリオールズ7―3メッツ(2025年7月10日 ボルチモア) メジャーリーグ・オリオールズの菅野智之投手(35)が10日(日本時間11日)、本拠地で行われたメッツとのダブルヘッダー第2戦に先発しました

この試合には前巨人監督であり、菅野選手の伯父でもある原辰徳氏(66)も観戦に訪れています

菅野投手は6回を投げ4安打3失点という成績で、この試合で7勝目を挙げました

試合後、彼は「とにかくボールを低めに集めようと意識して投げました」と投球内容を振り返り、冷静な分析を行っています

今季の菅野選手は、6月27日のレイズ戦で5回7失点、7月2日のレンジャーズ戦で5回途中6失点と、連続して打ち込まれる展開が続いていました

しかし、彼は課題を克服するため、体重移動を意識しつつ、低めの球を投げることを重視した結果、成長を見せることができました

「ここまで打たれたことはなかったんですけど、どんな辛い時期も乗り越えて来たので、自分を疑わないこと、自分自身をしっかり信じること

それだけは念頭に置いてやってきました」と、自らの経験に基づいた強い信念を語りました

また、観戦していた両親の存在がモチベーションになったかと問われた際には、「やっぱり両親の前で勝ちたかったですし、良い姿を見せたかったのでプラスアルファで力になったと思います」と笑みを浮かべました

今回の菅野智之投手の登板は、近年の成績を踏まえた上での成長を感じさせるものでした。メジャーリーグでの厳しさや、連続して打たれる中でも冷静に対応し、調整を続けたことで、再び勝利を手にした姿は印象的です。また、両親の観戦が彼にとって大きな力になったことも、家族の絆を感じさせます。
キーワード解説

  • ダブルヘッダーとは? - 同じ日に行われる2試合のことを指します。特に、1つの球場で2つの異なるチームが対戦する場合が多いです。
  • メカニックとは? - 投手の投球フォームや動作のことを指します。正しいメカニックが重要で、これにより球の回転や速度が変わることになります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。