広島・小園が意地の二塁打も、チームは再び苦境に直面

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 「中日7-1広島」(12日、バンテリンドーム)において、広島・小園海斗内野手(25)が終盤に意地を見せた

九回に中日・大野から適時二塁打を放ち、これがチーム唯一の得点となった

しかし、打線全体としては深刻な貧打を打開できず、今季2度目の5連敗を喫し、借金は同ワーストタイの3に膨らんだ

 この試合で、小園は連続試合安打を11に伸ばし、個人としては好調を維持している

しかし、チームとしての打線は再三のチャンスを生かせず、八回まで得点がゼロという苦しい状況が続いていた

小園は「自分のスイングをしようと思っただけ」と冷静に振り返るものの、試合の流れを変えるには一打では足りなかった

 九回、無死一塁の場面で大野の外角直球を捉え、打球は中堅・岡林の頭上を越える適時二塁打となったが、試合の結果にはつながらなかった

小園は、自身の振る舞いに対して「早い段階で打てるようにしなければならなかった」と悔しさを隠せない様子だった

 広島はリーグ戦再開後、14試合連続で3得点以下という状況にあり、特にバンテリンドームでは昨季から19試合連続で3得点以下の試合が続いている

打線全体の窮状を問われた小園は、主力選手としての自覚を強調し、「(試合に)出ている選手がやらないといけない」と語った

 監督の新井は「状態よりも試合に出ながら力を付けていくしかない」と個々の復調を期待

急遽スタメンから外れたモンテロの影響もある中で、次の試合に向けて心血を注ぐ必要があると話した

苦境の広島がどのように打破するのか、注目が集まる

今回の試合では、小園が意地の二塁打を放つも、チーム全体の打撃不振が際立ちました。このような状況は選手たちにとって厳しいもので、特に自覚が求められます。今後、打線の復調が鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • 貧打とは?:チームの打線が活発ではなく、安打が少ない状態を指します。打てる選手が少なく、得点を挙げるのが難しい状況です。
  • 適時打とは?:ピンチやチャンスの場面で打ったヒットのことを言います。この場合、得点を挙げるきっかけとなる打撃を指しています。
  • 先発出場とは?:試合が始まる時点で、スターティングメンバーとして出ることを指します。選手の重要性を示す指標です。

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