ヤクルト、阪神相手に連敗 – アビラの粘投も打線の援護無く

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「阪神2-1ヤクルト」(7月13日、甲子園球場)ヤクルトが阪神に連敗し、今季最悪の26敗目を喫した

両リーグ最速で50敗に到達したヤクルトの先発投手アビラは、6回を投げ2失点という好投を見せたが、打線の支援に恵まれず、負けが先行してしまった

アビラの粘り強い投球

試合の主役となるべく先発したアビラは、四回に近本や中野への連打を許し、無死一、二塁というピンチを迎えた

しかし、続く森下を空振り三振に仕留めると、4番の佐藤輝を四球で歩かせ満塁とするも、大山を遊ゴロ併殺に抑えるなど、ピンチを脱した

アビラは投手としての威信をかけたピッチングを見せ、何度もガッツポーズをする姿が印象的だった

五回の攻防と試合のターニングポイント

続く五回でも、アビラは1死一、三塁の場面で伊藤将のスクイズを阻止し、三走の小幡を本塁タッチアウトにするなど、気迫の投球を続けた

しかし、六回に佐藤輝に先制2ランを打たれ、2-2からの6球目がチェンジアップで高く浮いてしまったことが痛手となってしまった

打線がチャンスを生かせず

一方、ヤクルトの打線は阪神の先発、伊藤将に対して苦しい戦いを強いられた

四回には2死からオスナと山田の連打で得点圏に走者を進めたが、その後の増田が一飛に倒れ、勝ち越しのチャンスを逃す

九回に山田の適時二塁打で1点差に迫ったが、代打の増田が右飛でタッチアップを狙ったものの、右翼手の森下の好返球で得点を阻止されてしまった

今回の試合は、ヤクルトにとって非常に厳しい結果となった。アビラの気迫ある投球は称賛される一方で、打線の不振が際立ってしまった。特に、チャンスでの得点力が欠けている現状は、チーム全体にとっての課題だ。今後、打線がこの状況をどう打開するかが鍵となるだろう。
キーワード解説

  • アビラとは? - ヤクルトの先発投手で、今日の試合では6回を2失点に抑える好投を見せたが、打線の援護がなく敗戦投手となった。
  • 先制2ランとは? - 試合の中で相手チームが先に2点を得点することを指し、今日は阪神の佐藤輝選手が6回にこの結果をもたらした。
  • 得点圏とは? - 野球において、得点が入りやすい状況を指し、ランナーが塁の近くにいる時を表現する言葉である。

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