試合は0-0の均衡を破ったのは、日本ハムの24歳外野手、水谷瞬でした
試合の流れは序盤から緊迫し、両チームとも投手戦が続いていました
日本ハムは相手の先発投手、隅田の前に4回まで無安打という苦しい展開が続いていました
投手が抑え込む中、打線の奮起が求められた5回、先頭打者の水野がチーム初安打となる右前打で出塁を果たしました
続く2死の場面で打席に立った水谷は、投手の甘く入ったカットボールを強振し、9号となる先制2ランをスタンドに届けました
この一発は、打線に活気を与えると同時に、試合の流れを変える重要な一打となりました
水谷はホームランを放った後、ガッツポーズを見せながらダイヤモンドを一周し、「5回が始まる前に、たっちゃん(達)に“お願いします”と言われたので、ちゃんと応えました」と喜びの声をあげました
このホームランにより、日本ハムは西武に対してリードを奪い、そのまま試合の流れを引き寄せることに成功しました
また、好投を続ける先発投手にとっても、大きな援護となり、チーム全体の士気を高める要因にもなったようです
今回の試合で日本ハムの水谷選手が打った先制2ランは、チームの士気を高めるだけでなく、試合の流れを一変させるほどの重要な一打でした。投手陣を支える打線の活躍が、今後の試合でも期待されます。
キーワード解説
- カットボールとは?投手が打者を翻弄するために用いる球種の一つで、通常の速球に比べてわずかに横に曲がる特性を持つ。
- 先発投手とは?試合の初めから投球する投手のことで、チームの勝利を目指して打者を抑える役割を担う。
- ダイヤモンドを回るとは?ホームランを打った選手が一塁、二塁、三塁を経て本塁に戻る行為で、得点を意味する。

