ソフトバンク・オスナ、リハビリ進行中も復帰に向けて期待高まる

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 ソフトバンクホークスの守護神、ロベルト・オスナ投手(30)が現在、右肩のコンディション不良に悩まされつつも復帰に向けたリハビリを進めている

14日、みずほペイペイドームで行ったランニング後、彼は「現在の感じ的にはリハビリだけど、日に日に良くなっている」と手応えを語った

 オスナは離脱後、自身の本拠地やトレーニング施設で身体を動かしながら、ノースロー調整を行っている

ノースローとは、投球動作を行わずにけがの回復を図るトレーニング方法で、多くの場合、下半身の強化を重視する

「今は投げる状態ではないが、下半身を中心に鍛えている

もう少ししたら投げられるようになると思う」との見通しを示している

 オスナは今シーズン、開幕から不安定な投球が続き、特に6月6日のヤクルト戦でのセーブ失敗後、クローザーから外れることとなった

その後、先月19日には出場選手登録を抹消され、25試合に登板して3勝1敗、8セーブ、防御率4・32という成績だった

オスナは「(抹消前から)違和感を抱えていたが、投げられるとチームに伝えていたので痛いという感覚に関してはあまり関係ない」と説明し、詳細には言及しなかった

 彼の離脱はチームにとって誤算だったが、代わりに杉山一樹投手(27)が実力でクローザーの座を奪った

倉野チーフ投手コーチは「早く帰ってきてくれることに越したことはない」とコメントしており、オスナが万全の状態で復帰すれば、後半戦において大きな戦力になることが期待される

 オスナはメジャーリーグにおいて通算155セーブを挙げ、セーブ王にも輝いた実力者であり、自身のプライドをもって復帰を目指している

失った信頼を取り戻すためには、復帰後の結果が全てとなるだろう

 オスナ選手の復帰に向けた取り組む姿勢には、ファンやチームメイトからの期待が込められています。特に、過去の実績から考えると彼の復帰はチームにとって非常に「プラス」であると同時に、彼自身の信頼を取り戻すための機会でもあります。怪我からの回復には時間がかかることが多いですが、焦らずに確実に進めてほしいと願う声が多いでしょう。
キーワード解説

  • ノースローとは?:ノースローとは、投球動作を伴わずに、 pitchers(投手) が肩や肘を休めながら体を動かすトレーニング方法のことを指します。
  • クローザーとは?:クローザーは、試合終盤に出場してチームの勝利を確実にするために登板する投手のことです。主にセーブ機会を担当します。
  • セーブ王とは?:セーブ王は、プロ野球などでシーズンにおいて最も多くのセーブを記録した投手に与えられる称号のことです。

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