プロ野球セ・リーグの選手入れ替え情報(7月8日〜13日)
2025年7月15日、プロ野球セ・リーグにおける選手の入れ替えやファーム情報が報告された各球団ごとの動向を詳しくおさらいする
阪神タイガース
阪神は13日に原口の1軍復帰を発表した原口は7月に入ってから調子を上向かせており、3ヶ月ぶりの1軍昇格となる
彼に期待される役割は、代打としての活躍や外野での先発出場である
これに伴い、豊田が抹消された
中継ぎ左腕の実力を持つ岩貞と島本も再昇格しており、調子を落とした桐敷は休養のために抹消された
また、育成ルーキーの右腕・早川が支配下登録されたことも発表された
2軍では大砲・井上が10日の広島戦で2本塁打を放ち、注目を浴びている
読売ジャイアンツ
ジャイアンツでは、ドラフト1位ルーキーの石塚裕惺がプロ初本塁打を記録した12日のイースタン・リーグ日本ハム戦に「1番遊撃」でスタメン出場し、2回2死二塁で日本ハムの細野の内角直球を捉えた打球は、左翼スタンドに飛び込んだ
石塚は「素直にうれしい」としつつも、1軍での活躍への決意を示した
横浜DeNAベイスターズ
DeNAでは、オースティンの実戦復帰が近づいている彼はすでにライブBPで実戦形式の打席に立ち、フリー打撃では柵越えを連発するなど、その調子は上向きである
また、15日から古巣復帰を果たすフォードとの打線復活に期待が寄せられている
ファーム調整中の筒香も、13日のヤクルト戦でソロアーチを放つなど、復調ぶりを示していた
広島東洋カープ
広島は先週の試合で1勝もできず、計6選手の入れ替えが見られ、チーム事情の厳しさが浮き彫りになった14日にはベテランの田中が出場選手登録を抹消され、6月7日に今季初昇格後、11試合出場を果たした田中であったが、最近は連続無安打が続き2軍降格となった
中日ドラゴンズ
中日は新外国人のマイケル・チェイビス内野手(29)を獲得したこの選手はメジャーリーグでの42本のホームランを持ち、遊撃以外の内野ポジションを守ることができる能力がある
7月下旬には来日する見込みで、昨季3Aの同僚であるボスラーが指導役として役立つことが期待されている
東京ヤクルトスワローズ
ヤクルトでは、上半身のコンディション不良でファーム調整を行っていた村上が8日から実戦復帰した復帰後5試合で10打数4安打を記録しており、1軍への復帰も視野に入る
また、ドラフト4位の新人・田中が8日から1軍に昇格したが、他の選手も入れ替えが進んでいる
プロ野球セ・リーグの選手入れ替え情報は、各球団の選手状況を詳しく把握することができる重要な内容です。この情報は、ファンにとってチームの成績を大きく左右する要素であり、選手の成長や復帰のドラマも含まれています。各球団の戦略や選手の状態は、リーグ全体の競争にも影響を与えるため、注視が必要です。
キーワード解説
- 選手入れ替えとは?選手入れ替えは、チームが選手を一時的に1軍と2軍で使い分けることで、パフォーマンスの向上を図ったり、ケガの回復を促したりするための措置です。
- 支配下登録とは?支配下登録は、育成選手が1軍でプレーできる権利を得るために、チームの公式メンバーとして登録される手続きのことを指します。
- フリー打撃とは?フリー打撃は、選手がピッチャーから投げられたボールを自由に打つ練習のことです。実戦感覚を養うための重要なトレーニングです。
- ライブBPとは?ライブBP(Live Batting Practice)は、実際のピッチャーが投球を行い、バッターが打席に立って打撃練習をすることを指します。実戦に近い状況での練習です。

