阪神・高橋、305日ぶりの登板も白星ならず 第4回のピンチで逆転を許す

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「阪神-中日」(15日、甲子園球場)で、阪神の先発投手・高橋投手が6回に4安打2失点という成績を残しました

しかし、昨年9月3日の中日戦以来、305日ぶりの白星獲得は果たせませんでした

試合は初回より始まり、1番打者の岡林選手を二ゴロに打ち取り、スタンドからは大歓声が上がりました

しかし、2死後にブライト選手に二塁内野安打を許し、続く4番の細川選手も三ゴロに仕留めて初回を無失点で切り抜けました

続いて迎えた4回、先頭のブライト選手に中前打、細川選手には四球を与え、無死一、二塁の厳しい状況に

しかし、続く佐藤選手のセーフティースクイズにより、高橋は投手前に転がったゴロを取り損ね、満塁となってしまいました

この後、山本選手に右前適時打を浴び、2点目が入り、同時に森下選手によるファンブルもあり、2走も生還する形となり、逆転を許しました

高橋の中日戦における連続イニング無失点記録は35回で止まりました

高橋は1-2の6回に2死後、代打を送られ交代となりました

彼は昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受け、その後6月18日のウエスタン・広島戦で実戦復帰を果たしました

さらに、7月2日のウエスタン・ソフトバンク戦では5回無失点という好投を見せ、リハビリ組から外れました

「投げられない時間が続いてもどかしい気持ちもありました」と高橋は語り、苦悩を乗り越え再び1軍の舞台に戻ってきました

試合前日、高橋は甲子園での投手指名練習に参加し、「若干緊張してきたかな」と話しながらも、勇気を持って「とにかく腕を振ってバッターに向かっていけたら」と意気込みを見せていました

藤川監督も彼を「不死鳥」と称賛し、今後の活躍に期待を寄せています

高橋投手の復帰戦は期待されたものの、結果には満足できなかったようです。彼自身が長い間のリハビリを乗り越えて臨んだ試合であっただけに、ファンとしてもその頑張りを称えたいです。次回こそは、昨年の良い状態に戻ることを願うばかりです。
キーワード解説

  • 先発投手とは?:試合の最初にマウンドに立ち、相手チームに対して投球を行う選手のこと。
  • 無失点とは?:投手が試合中に相手チームに得点を与えず、0点に抑えることを指す。
  • セーフティースクイズとは?:野手の状況を見ながら、打者が一塁に走り、同時に走者も進む戦術のこと。
  • ファンブルとは?:野球において、守備者がボールを適切に処理できずにミスをすることを指す。
  • リハビリとは?:負傷や病気などからの回復を目的とした治療やトレーニングのことを言う。

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