先発したDeNA・東克樹投手が元気のない広島打線を8イニング3安打無失点に抑え、リーグ単独トップに立つ今季9勝目を挙げた
これにより、3年連続での2桁勝利が目前に迫った
「投手戦でしっかりと0を刻むことができたのは大きい
投げ合いに勝つことができたのは非常によかった
大きな1勝だったかな」と、役割を果たした左腕は気持ちよさげに投球を振り返った
チームは広島の床田投手に対して、2022年以降、マツダスタジアムでの登板9試合で5勝を献上しており、今回もロースコアを予想していた
東投手は「低めへのコントロールを意識し、丁寧な投球を心がけました」と語った
試合中、8回に桑原選手が放った1号ソロまで援護がなかったが、決して焦らずに投げ続けた
今季は右上腕神経障害のため、入江投手が出場選手登録を抹消され、抑えにウィックや伊勢選手が回るなど、投手陣は厳しい状況に置かれている
そんな中で、エースの東投手がその重責を担った
特に8回には2死満塁のピンチを迎えたが、「投げて後悔しない」という意気込みでツーシームを選択し、菊池選手を二飛に打ち取った
三浦監督は「相手が早めの仕掛けをしてくる中、緩急を使いながらテンポ良く攻めていた」と、選手を称賛した
今回の試合で東投手が見せた圧巻のピッチングは、広島打線にまったく隙を与えませんでした。特に8回のピンチを凌いだ場面は、選手としての自信と冷静さを感じさせるものでした。チーム全体が厳しい状況にある中で、エースとしての責任を全うしており、今後の活躍にも期待が高まります。
キーワード解説
- 投手戦とは?:両チームの投手が非常に優秀であり、得点が少ない試合展開のことを指します。
- コントロールとは?:投手がボールを正確に投げる能力のことで、狙った場所にボールを投げる技術を意味します。
- ツーシームとは?:投手が投げる一種のストレートボールで、縫い目の少ない部分を使って回転の少ない球を投げることで、バッターを欺くことを目的としています。

