広島が7連敗、打順変更が影響か?ファビアンの活躍に陰りが見える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
プロ野球において「貧打地獄」と呼ばれる状況に悩まされている広島が、15日のDeNA戦(マツダスタジアム)で0-1の零封負けを喫し、今季ワーストタイの7連敗を記録しました

これにより借金は「5」にまで膨らんでいます

試合展開と選手のパフォーマンス

この試合では、先発投手の床田が8回に桑原選手にホームランを浴び、打線がその1点を取り戻すことができませんでした

相手の先発、東投手が降板した8回までの間に、広島はわずか3安打に留まりました

新井貴浩監督は、その状況を「捉えた当たりもあったんだけど、やっぱりいいところに投げている」と相手を称賛するしかありませんでした

得点力不足の問題

得点力不足は、チームの失速に直結しています

特に16試合連続で3得点以下という記録は、球団史上66年ぶりの不名誉なものです

この背景には、首位打者であるファビアン選手の打順変更が影響していると指摘されることが多く、首脳陣は彼にチャンスメイクを託し、主に6月末までは2番で起用していました

打順変更の影響

しかし、走者をかえすためにファビアン選手を3番や4番に配置換えすると、代わりに2番に入った選手の成績が不安定になり、結果的に打線が冷え込んでしまいました

特に6月29日以降の14試合では17得点にとどまり、チームは3勝9敗2分けという結果に終わっています

ファビアンの成績変化

ファビアン選手自身の成績にも波があり、2番での起用時には7試合で3本塁打を含む12安打、8打点を記録

しかし、打順が変更された後は14試合で長打が2本、打点は3に減少しており、4試合連続無安打という結果に見舞われています

今後の展望
打線が機能していた時の打順に戻すのか、あるいはファビアン選手をそのままにして別の打開策を模索するのか、残された試行錯誤の時間は限られています

広島が直面している打線の問題は深刻であり、ファビアン選手の打順変更がその一因とされている。今後の打撃陣の立て直しが求められる。
キーワード解説

  • 貧打地獄とは?得点力が極端に低下し、得点を挙げることができない状態を指します。
  • 首位打者とは?リーグの中で最も多くの打率を記録した選手に与えられるタイトルのことです。
  • チャンスメイクとは?得点の機会を作り出すことを指し、特に先頭打者や2番打者が得意とする役割です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。