デニス・サファテ氏、ソフトバンク入団の意外な経緯を語る

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デニス・サファテ氏、ソフトバンク入団の意外な経緯を語る

日本プロ野球界における歴代最強の助っ人クローザーと称されるデニス・サファテ氏が、福岡ソフトバンクホークスに加入するまでの経緯を明かしました

サファテ氏は広島東洋カープ、西武ライオンズを経て、ソフトバンクに登場

NPB通算234セーブを達成した「キング・オブ・クローザー」は、今から遡ること約10年前の出来事を振り返っています

2011年、サファテ氏は広島でプロ野球キャリアをスタートさせます

その年、彼は35セーブを挙げ、チームの中でも重要な役割を果たしました

しかし、その前年にはメジャーリーグでの登板を果たすことなく、マイナーリーグのボルチモア・オリオールズに所属していました

サファテ氏は、「異なる経験を模索していた」と語り、新たな挑戦を求めていた時期でした

マイナーリーグのある日、彼は日本人スカウトに出会います

「巨人のスカウトだったと思いますが、『外国人選手を探していますか?』と尋ねました

しかし、スカウトは『イエス、でも今は打者を探している』と答えました」と、当時の状況をサファテ氏は振り返ります

自身のアピールが成功しなかったものの、彼は諦めず、約1か月後に広島からの接触を受けます

広島はオリオールズに対して「(プレーヤーを)日本に連れて行ってもいいか」と交渉を申し出ましたが、オリオールズは「ノー」と返答します

サファテ氏はこの時、「日本でプレーする機会があるかもしれない」と感じ、シーズン終了後には自由契約を求めました

その結果、広島と契約する運びとなったのです

彼は続けて、「その年、マイナーリーグで素晴らしい成績を残していました

広島のスカウトとは会ったことがないのですが、私の代理人を通じて『来シーズンについて交渉しませんか』との連絡があったのです」

広島では2年間で104試合に登板し、その後2013年には西武ライオンズに移籍します

デニス・サファテ氏の入団経緯は、彼の決断と努力が結実したものです。未知の世界に身を投じることで、彼は自身のキャリアを大きく切り拓きました。新たな挑戦を恐れず、積極的に行動したことが、後の成功へとつながったのではないかと思います。
キーワード解説

  • クローザーとは?:試合の終盤に登板し、リードを守るための投手のこと。主にセーブポイントを獲得する役割を担う。
  • セーブとは?:試合において自身のチームが勝利した際に、投入された投手が一定の条件を満たした時に与えられる記録。クローザーの重要な指標の一つである。

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