ソフトバンク渡邉陸捕手、1軍再昇格へ向けた鍛錬の日々

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク3―0オリックス(15日、タマスタ筑後) ソフトバンクホークスの24歳、渡邉陸捕手が1軍再昇格に向けた意欲を見せている

今年は7年目に当たるシーズンで、開幕時には1軍に名を連ねていたが、6月20日に出場選手登録を抹消された

課題と成長

渡邉選手は、若手投手の前田純や松本晴らが先発を務める際に捕手としてマスクを被っていたが、出場停止後は守備面における課題が浮き彫りとなった

特に、盗塁阻止の成功率が低く、小久保裕紀監督からは「ブロッキングとスロー

他の捕手が示すレベルに達していない」という指摘を受けた

ブロッキングとは、ランナーが出た際に捕手がボールをブロックし、次の進塁を防ぐ技術を指す

反省と改善策

渡邉選手は、自身の動作や動きの癖について、大きく影響していることを認識し、「自分で投げづらくしてしまっていた」と振り返る

ファームに降格後は、送球時の映像を確認したり、投げ込む練習を重ねることで、良い状態と悪い状態の違いを学んだと語っている

打撃面の好調

一方で、打撃成績は上向きだ

11日のウエスタン・リーグ広島戦では、今季初のホームランとなる1号を放ち、その後の試合でもマルチ安打を記録するなど、打撃面での活躍が目立っている

しかし、渡邉選手は「まずは守備で使える選手と思ってもらうための努力が重要」と語り、スローイングや投手とのコミュニケーション改善にも力を入れていると話している

再昇格への道
1軍の経験が彼の基準を引き上げたことは間違いなく、渡邉選手は再び1軍の舞台で活躍するために努力を怠らない

ファンも彼の成長を温かく見守りながら、再昇格の瞬間を待っている

渡邉陸捕手が1軍再昇格に向けて鋭意努力している様子が伝わる記事です。彼の守備課題を克服するための自主練習や、打撃面での成績向上も相まって、今後の展開が楽しみです。
キーワード解説

  • 捕手とは?:野球において、投手が投げるボールを受けるポジションの選手です。守備やリードが重要な役割を担います。
  • ブロッキングとは?:捕手がボールをブロックして、ランナーの進塁を防ぐ技術です。打者がボールを打っても捕手が確実に捕る必要があります。
  • スローイングとは?:捕手がボールを投げる行為を指し、特に盗塁を阻止するために重要な技術です。正確さと速さが求められます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。