西日本短大付、井上の復帰と活躍で北九州市立を圧倒 – 福岡大会4回戦結果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇第107回全国高校野球選手権福岡大会4回戦 西日本短大付9―0北九州市立(2025年7月16日 久留米) 福岡大会では4回戦の8試合が行われ、西日本短大付が北九州市立を9―0の7回コールドで下し、16強入りを果たした

3季連続の甲子園出場を目指す西日本短大付は、試合において復帰したばかりの井上蓮音内野手(れお=3年)が大きく貢献した

井上の復帰とその影響

井上は左足の骨折からの復帰後、今夏の初安打を含む2安打1打点を記録した

さらに、俊敏な遊撃の守備でもチームに貢献し、「やっと始まったと感じてます」と喜びを語った

初回の1死の場面でチーム初安打を放ち、そのまま先制のホームを踏んだ

4回には右中間を破る適時三塁打を放ち、「逆方向を意識したらいい打撃ができた」とコメント

昨夏の甲子園では3試合に出場し打率・364を記録した実力者が、久々の試合出場でその実力を証明した

怪我からの復帰過程

今春の選抜では、大垣日大戦に先発出場したが途中交代となり、痛めた左足の骨折が発覚

大会前の8強入りを見届けるも「悔しかった」と振り返る

準優勝を果たした今春の九州大会では記録員としてベンチに入り、リハビリ中には上半身の筋力トレーニングを積んでいた

魅力的な守備と投手との信頼関係

井上は守備においてもチームの要としての役割を果たしている

5回2死二塁の場面では、三遊間を襲ったゴロを冷静に処理しアウトを取り、エースの中野琉碧(3年)からも信頼を寄せられている

中野は「困った時は、あそこに打たせれば」と井上の守備を高く評価した

監督の期待と今後の展望
西村慎太郎監督は「全然違うね

井上がいるといないとでは」と満足の表情を見せた

チームは甲子園出場へ向けて“マジック4”とされ、井上も「何が何でも甲子園に」と強い意気込みを示している

記事は、井上の復帰とその活躍によるチームへの影響を強調しており、高校野球における選手の重要性を再認識させる内容でした。特に、選手のポジティブな姿勢や努力を称賛している点が印象的です。いかにして選手が困難を乗り越えて成長するのか、またそれがチーム全体にとってポジティブな要素となるかがよく描かれています。
キーワード解説

  • コールドゲームとは?:ある試合で、特定の条件下で時間やイニングが満了していないにもかかわらず、より勝っているチームが勝利する形式。高校野球では、7回を終了して点差が一定以上ある場合に適用される。
  • 遊撃手とは?:プロ野球や高校野球におけるポジションの一つで、内野で最も多くのプレー機会を持つ役割を担う選手。特に、守備やランニングにおいて高い技術が求められる。
  • エースとは?:野球チームにおける、最も信頼される投手を指す。試合の重要な場面で先発マウンドを任されることが多く、そのチームの勝利に大きく貢献する役割を持つ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。