32歳のデービス選手はメジャーリーグで通算72本塁打を記録しており、チームの得点力不足を解消する「救世主」として大きな期待が寄せられている
デービス選手は11日に来日し、同日、ベルーナドームに隣接するカーミニークフィールドでの3軍戦に「3番・指名打者」としてスタメン出場
3打数3安打という輝かしい結果を残し、順調な調整ぶりをアピールした
早ければ19日のソフトバンク戦から1軍に合流する見込みで、三塁手やDHとしての起用が期待されている
会見では、デービス選手が「時差ぼけを直すのに日にちが必要でしたが、だいぶ体が慣れてきました
いつでも（1軍で）プレーできると感じています」と穏やかな笑みを浮かべる姿が印象的だった
近年の西武には真面目で気さくな外国人選手が多く、デービス選手もその一員であることがうかがえる
広池浩司球団本部長は、「会見に覇気があり、来日後の5日間の動きを見ても、彼は丁寧に自分のルーティンを実行しており、見習うべき点が多い」と高く評価
また、デービス選手は以前、オフに西武に加入したタイラー・ネビン外野手とアスレチックスで共にプレーしていた経験がある
球団のスカウトによると、ネビン選手から聞いたデービス選手の人柄も選考要素の一つであったとのこと
ネビン選手はまた、「彼は人間的に素晴らしく、メジャー経験が豊富
若い選手にいい影響を与えることができる存在だ」と期待を寄せている
デービス選手自身も「どんな状況でもあきらめず、ハードにプレーするのが自分の持ち味」と語り、開幕後には徐々に調子を上げて4番に定着し、打率.284、9本塁打、37打点と全ての数字でチームトップのネビン選手と共に打線の中核を担っていくことが求められる
J.D.デービス選手の入団は、西武にとって大きな希望の光となるでしょう。チームには得点力不足の悩みがありますが、彼の実績と人柄からは期待が高まります。周囲からの評価も高く、他の選手に良い影響を与える存在としても注目です。
キーワード解説
- 入団会見とは？新しい選手がチームに加入する際に行われる正式な発表の場で、選手の意気込みや球団の期待が語られます。
- 得点力とは？チームが得点を獲得する能力のことで、特に攻撃の要となる選手の存在が重要です。
- ルーティンとは？選手が試合前や練習時に行う習慣的な動きや行動で、心身を整えるために重要な役割を果たします。
- メジャーとは？アメリカのプロ野球リーグで、世界最高峰のレベルが求められるリーグです。
