この日の試合は、2-2の同点で迎えた6回表に上田が無死一塁の場面で打席に立ち、ソフトバンクの投手・川口が投じた133キロのフォークを見事に捉え、右翼ポール際へ打ち返し2点本塁打を記録した
しかし、その後試合は急変した
5回終了時点で降り出した雨が強まり、6回の2死満塁において再度の降雨中断が発生
試合は球審の判断により、そのままコールドゲームとして終了することが告げられた
これにより、上田のプロ初ホームランも公式記録として残ることはなく、ファンやチームメイトの盛り上がりも虚しく消えてしまった
コールドゲームとは、試合が天候などの理由により途中で実施が不可能になった場合に、公式記録の取り扱いが定められるプロ野球のルールの一つである
この時の試合は、5回終了後の得点をもとに勝敗が決定するため、最終的に試合結果は2-2の引き分けとなった
このように、上田の幻となったホームランは、プロ野球の試合における運や天候の厳しさを象徴する出来事となった
今回の試合は、上田選手の素晴らしいプレーが高評価を受けたにもかかわらず、降雨によるコールドゲームで全てが無効になってしまうという残念な展開となりました。やはり野球は天候に大きく影響されるスポーツであることを再認識させられます。上田選手には次回の試合で「真の初本塁打」を達成して欲しいと思います。
キーワード解説
- コールドゲームとは?試合が天候などで途中中断され、公式記録が残らないことを指します。通常は、試合の途中で天候が悪化し、再開する企業が難しい状態になることが原因です。
- 本塁打とは?野球において、打者が球を打って本塁にまっすぐ帰ってこれることで得点が入ることを指します。特に、外野フェンスを越えるとホームランとなり、その価値が高いです。

