彼は11日の中日戦で7回2失点の力投を見せたものの、リーグワーストの9敗目を喫しました
森下は「（前半戦を）なんとかいい形で終われたらいいなと思います」と語りました
森下はここまで5勝9敗という成績で、6月20日の楽天戦から4連敗中ですが、安定した投球内容は続いています
特に「クオリティースタート」の率は非常に高く、先発で6回以上投げて自責点が3以下である試合を指します
この判断基準の中で、Denaの東に次いでリーグ2位の87.5%を記録
また、彼のイニング数はリーグ1位の116回となっており、先発投手としての役割を果たしています
今季初の神宮球場での登板となる森下にとって、白星を挙げれば22年7月以来3年ぶりの勝利となります
彼は「主力は抜けていますけど、コンスタントに点は取れている」とツバメ打線を警戒しつつ、「1試合ずつしっかりゲームをつくっていくことを意識したい」と意気込みを語りました
この日、森下はマツダスタジアムで行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールなどの軽めの調整を行った後、東京へ向かいました
「次も変わらずやるだけかなと思います」と短い言葉に力を込めた森下
前半戦最後のマウンドで意地の1勝を刻むことができるか注目です
今回の森下投手の意気込みは、前半戦のうちに形良く締めくくりたいという彼の強い思いを感じさせます。特に安定した投球が続いている中で、勝ち星が先行していない状況は悔しさをもたらしているかもしれません。次の試合では、この状況を打破する投球に期待したいです。
キーワード解説
- クオリティースタートとは？：先発ピッチャーが6回以上投げ、自責点が3点以下で試合をまとめることを指します。これは投手の安定性を示す指標の一つです。
