阪神の独走に警鐘、巨人OBの落合氏と中畑氏が意見を交わす

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7月20日に放送されたTBS系列の『サンデーモーニング』スポーツコーナーでは、元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が生出演し、現在のプロ野球セ・リーグ情勢について語った

特に、19日に行われた巨人・阪神の対戦に焦点が当てられ、巨人が延長戦の末に阪神に0-4で敗戦したことが話題となった

この試合では、阪神の佐藤輝明選手が自己最多となる25号ホームランを記録し、両チームのゲーム差は「10」に広がった

順位表が提示されると、中畑氏は「5球団に喝だ!」と叫び、「10ゲーム差って、どういう野球をやっているのか」と不満を露わにした

また、自身がOB会長を務める巨人に対しても厳しい視線を向け、「このままいけば阪神がぶっちぎりの優勝」と警告し、阪神の優位を阻止すべく「包囲網を敷いて、阪神にエース級をぶつけるなどして接戦に持ち込まないと」と熱く主張した

一方で、冷静に状況を分析したのは落合氏だった

「まだオールスター前で、ゲームは残っているので悲観することはない」と言い、2011年に同じく最大10ゲーム差をひっくり返して大逆転優勝を成し遂げた自身の経験を持ち出し、説得力のある意見を述べた

専門家たちの意見が対立する中、プロ野球の現状に対する関心の高さが伺える。特に巨人と阪神のライバル関係はファンの間でも注目されており、今後の試合展開にも目が離せない状況である。
キーワード解説

  • セ・リーグとは?:日本のプロ野球における6つの地方リーグのうちの1つで、スチールやバントなど戦術の駆け引きが重要な要素となる。
  • 順位表とは?:チームの勝敗やゲーム差をひと目で確認できる表で、リーグ内の順位を示す重要な情報源である。
  • オールスターとは?:プロ野球の選手たちがファン投票により選ばれ、ひとつのチームを結成し対戦するイベントで、シーズン中に開催される。

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