この勝利により、瀬戸内は優勝した2013年以来、12年ぶりとなるベスト4進出を決めた
試合内容の詳細
試合は両チームが無得点のまま推移し、緊迫感の溢れる展開となった9回の表、先頭打者である西川剛史外野手（2年）が相手の失策で出塁
その後、1死一、三塁の状況で途中出場した芝花歩内野手（2年）が広島商の先発投手・大宗（3年）からサヨナラの中前適時打を放ち、試合を決定づける得点を記録した
エースの好投
瀬戸内の先発投手・大町悠人（3年）は、9回を通じて4安打・4奪三振と好調のピッチングを披露また、4四死球を与えたものの、140キロ前半の直球を基本とし、要所を守る投球で相手チームを抑え込んだ
大町は試合後、「点を取られたら負けだと思っていた
腕が壊れてもいいと思って投げました
自分のピッチングができてよかった」と語り、試合に臨む真剣な姿勢を見せた
監督のコメント
チームを指導するカープOBである永田利則監督（63）は、「よくやってくれました力は広島商の方が上ですから
選手は1試合ずつ成長してくれている
ここからも全員が一丸となって戦っていきます」と、選手たちの成長を称えた
今回の瀬戸内高校の勝利は、過去12年のブランクを乗り越えた重要な一戦であり、選手たちの成長やエースの好投が印象的でした。監督の言葉にもあるように、彼らが全員一体となって戦う姿勢は、これからの試合に向けた期待感を膨らませます。
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは？試合が同点の状態で、最後の回に勝利を決定づける得点を挙げることを指します。
- 選抜大会とは？全国の高校野球チームが参加するトーナメント形式の大会で、特に優れたチームが集うため、熾烈な戦いが繰り広げられます。
- 四死球とは？投手が与える四球と死球を合わせたもので、相手チームに無料で塁に出る権利を与えることを意味します。
