ヤクルト中村優斗投手、痛恨の危険球でプロ2勝目を逃す

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◇20日 ヤクルト8―7広島(神宮) 東京ヤクルトスワローズのドラフト1位新人、中村優斗選手が、広島東洋カープとの試合において殊の外痛ましい出来事に見舞われ、プロ初の2勝目を摘み取ることが叶いませんでした

試合の開始からわずか5回、ヤクルトは2点リードを保持した状態で1死一、二塁の場面を迎えました

そこで、中村投手はカウント2-2から放った抜けた直球が、相手チームの選手であるファビアン選手の頭部に直撃

これにより、主審である山路球審から危険球として退場を命じられてしまいました

中村選手はこれがプロ3度目の先発登板であり、これまでの2回では4失点を喫していましたが、その後の投球では持ち直した様子を見せたものの、5回には無死一塁で羽月選手の打球を二塁へ悪送球してしまいます

この悪送球が試合の流れに影を落とし、最終的にはチームが迎える2勝目のチャンスを掴むことができませんでした

降板後、中村投手は「ファビアン選手に申し訳ないです

チームにも申し訳ないです」と悔しさを露わにしました

一方で、チームはこの乱打戦を制し、4月5日以来となる2025年のシーズン2度目の3連勝を収めました

「明日勝って気持ちよくオールスターブレークに入りたい」と意気込む高津監督の言葉から、新たな勝利へ向けた強い決意が感じられました

今回の中村投手の危険球退場は、選手にとって非常に辛い出来事です。プロ初の2勝目を逃した彼の心理状態を想像すると、チーム全体にも影響があるかもしれません。ただ、チームは試合を勝利に導いたことで、ポジティブな方向へ進めるでしょう。次回の登板がどのようになるか、期待が高まります。
キーワード解説

  • 中村優斗とは?:ヤクルトスワローズのドラフト1位新人投手で、この試合での危険球退場が悲運の一幕となった。
  • ファビアンとは?:広島東洋カープに所属する選手で、中村投手からの危険球を受けた被害者となった。
  • 危険球とは?:野球において、投手が打者に対して制球を欠き、危険な球を投げた場合に適用される規則で、投手は退場処分となる。
  • 高津監督とは?:東京ヤクルトスワローズの監督で、チームの勝利へ向けて強い意志を持って引率している。

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