巨人が逆転勝利!リチャードの同点3ランと吉川のサヨナラ打で前半戦を白星で締める

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<巨人6-5阪神>◇21日◇東京ドーム 東京ドームでの試合において、読売ジャイアンツが阪神タイガースを6-5で逆転勝利を収めた

試合は、巨人が3点ビハインドの状況で迎えた7回にリチャード内野手(26)が同点の3ランホームランを打ち、チームを活気づけた

この“ロマン砲”の一打により、巨人はその後の9回に吉川尚輝内野手(30)がサヨナラ打を決め、前半戦を見事な勝利で締めくくった

試合開始から阪神が優位に進め、リードを保っていたが、巨人は諦めずに戦い続けた

7回、1死一、三塁の場面でリチャードが打席に立ち、「ゲッツーは打ちたくなかった」と、バットを短く持ちながら積極的に打ちに行く

阪神の2番手であるネルソンが投げた低めのチェンジアップを捉え、ファンの期待に応える同点3ランを放った

リチャードは初めての東京ドームでのヒーローインタビューでも興奮を隠せなかった

この試合においてはファンの応援も大きな力となった

巨人の応援団は7回にチャンステーマ「Gフレア」を演奏し、これが打線に良い流れをもたらした

最大5点差をひっくり返す逆転劇を演出し、4万2000人の観客で埋まったスタジアムは興奮の渦に包まれた

吉川のサヨナラ打が放たれると、球場は歓喜の声に包まれた

ただ、現実には首位の阪神とのゲーム差は10点であり、逆転優勝を狙うには険しい道のりであることも理解されている

しかし、監督は「野球は何が起こるか分からない」と奇跡を信じている

この試合のようにチーム全体が団結して戦う姿を見せれば、過去の“メークドラマ”の再現も不可能ではないかもしれない

巨人の過去の逆転優勝事例

別名年度経過
メークドラマ1996年最大11.5ゲーム差から逆転優勝を達成
メークレジェンド2008年最大13ゲーム差を逆転しての優勝
今回の試合は、巨人が逆境を乗り越えてつかんだ勝利の証です。リチャード選手の一打が流れを変え、チームを鼓舞しました。このような勝利が続けば、もしかすると逆転優勝への夢が現実になるかもしれません。しかし、チーム全体が一致団結して戦うことが、今後も必要になるでしょう。
キーワード解説

  • メークドラマとは?過去に読売ジャイアンツが逆転優勝を成し遂げたシーズンのことで、最大ゲーム差を逆転し勝利した劇的なストーリーから名づけられています。
  • 同点3ランとは?試合のスコアが同点になる3点のホームランのことで、大事な場面でチームを救う一打を意味します。
  • サヨナラ打とは?試合の終わりに得点を決め、その試合に勝利することを指します。特に最後のイニングでの得点時に使われる用語です。

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