オリックス、前半戦を3連敗で終え打線の再建を急務に

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(パ・リーグ、ロッテ2-0オリックス、16回戦、オリックス10勝6敗、21日、ZOZOマリン)オリックスは、頓宮、杉本を外し、リーグ3位の打率を誇る太田を4番に起用するなど打線を大幅に組み替えたものの、今季最少の1安打で12度目の零封負けを喫し、最下位ロッテに3連敗を喫した

岸田監督は、「打線は下降に向かっている

このままではいけない」と危機感をあらわにした

これまで好調を維持していた太田を4番に配置し、さらに20日に2安打を記録した大里を今季初めて1番に起用するなど、打線のテコ入れを図ったが、先発の石川柊に対し、五回まで無安打という窮地に立たされる

六回に福田の右前打でようやく1安打を記録するのがやっとだった

また、オリックスは、打線の迫力不足が否めない

今月上旬に主力選手の西川が左足首の靱帯損傷、森が右太もも裏の筋損傷で離脱しており、19日には紅林が右肩痛で登録を抹消されるという厳しい状況

これらの怪我が打線に影響を与えていることは明らかだ

現在、オリックスは首位の日本ハムとのゲーム差が最大の6.5に広がっている

チームは貯金8の状態でシーズンを折り返したが、指揮官は「攻めていくしかない」と前向きな姿勢を崩さなかった

両リーグトップのチーム打率・259を誇る野手陣の出来を評価しつつ、投手陣の立て直しという課題を残しながら後半戦に望む

オリックスは彼らの打線の再構築の必要性が浮き彫りになった前半戦を終えました。これまでの主力選手の怪我が影響し、チームの攻撃力に大きな欠けを生じています。今後、どう立て直すかが注目されます。
キーワード解説

  • 打線とは?:野球においては、チームが攻撃を行う際に出場する選手の順番を指し、得点を上げるために非常に重要な役割を果たします。
  • 零封とは?:相手チームが得点を一切上げられなかった試合を指します。投手の好投や守備力が試される場面です。
  • 靱帯損傷とは?:靱帯とは骨と骨をつなげる組織で、損傷することで痛みや動きが制限されることがあります。
  • ゲーム差とは?:チーム同士の勝利数の差を示すもので、順位決定に重要な指標です。

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