ロッテ・小野 郁、復帰後の活躍で忍耐を証明

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ロッテのリリーフ投手、小野郁選手が、開幕一軍の座を継続しながら着実にパフォーマンスを上げている

彼は、福岡ソフトバンクホークスから楽天に移籍した鈴木大地の人的補償選手としてロッテに加わり、2020年から毎年40試合以上に登板する実力を見せ付けている

特に2023年にはシーズン初頭から不調が続いたが、5月4日に一軍登録が抹消され、その後の手術を経て復帰を果たした

小野選手にとって、昨季はわずか3試合の登板にとどまったため、復帰後は特に重要なシーズンと位置付けている

自主トレーニングでは「年間通して投げられる体」を目指してトレーニングに励み、春季キャンプでの練習試合やオープン戦では素晴らしい成績を残し、見事に開幕一軍の座を掴み取った

状況別での活躍

開幕後は多様な場面でマウンドに上がる小野選手

例えば、5月18日の日本ハム戦では、1-1の同点で12回に登板し無失点に抑え、その後の試合でチームが勝利に繋がる

吉井理人監督は、彼の投球がリズムを生んだと称賛した

ピンチを脱する力

特に先発投手がイニング途中で降板した際にも、ピンチを切り抜ける力を見せつける

6月11日の広島戦では、厳しい状況で156キロのストレートを投げ込み、難局を乗り越えた

このような場面では、ただ抑えるだけではなく、チームに流れを持ち込む重要な役割を果たしている

さらなる成長に向けて

自己最速159キロを計測した小野選手は、前半戦で27試合に登板し、1勝2敗5ホールド、防御率2.31を記録

特筆すべきは、現在進行中の12試合連続無失点という好成績だ

後半戦も期待されており、彼は「しっかり抑えて、チームの流れを良くするピッチングを心掛けたい」と抱負を述べた

夏を乗り切るためには「水をいっぱい飲むだけ」とシンプルなルーティンを示した

小野選手の堅実な投球が、マリーンズの夜空に輝く星となることを期待したい

小野郁選手の復帰後の活躍は、彼が持つ実力と精神力の表れと言えるでしょう。不調からの復帰を果たし、さまざまな場面で信頼されている姿勢には感心します。彼の言葉からもわかるように、自分自身をさらに成長させたくて努力している姿勢が伝わります。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:投手が試合前や途中で投球練習する場所で、試合に出る準備を整える場所です。
  • リリーフとは?:先発投手の後に投げる投手のことを指し、試合の流れを変える重要な役割を担います。
  • ホールドとは?:投手が試合をリードしたまま投げ切ることで得られる達成感を示す指標の一つです。
  • 防御率とは?:投手が与えた得点を元に算出される数値で、ピッチャーの実力を測る指標です。

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