近大付の小久保成逢選手、夏の大会での悔しい敗北を振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇第107回全国高校野球選手権 大阪大会5回戦 阪南大高3―2近大付(2025年7月22日 くら寿司スタジアム堺) 2025年7月22日、くら寿司スタジアム堺で行われた大阪大会5回戦

近大付は阪南大高と対戦し、最終回にまさかの逆転を許し、2-3で敗れました

試合の途中までリードしていた近大付の選手たちにとって、最終回の展開は想定外のものでした

最終回、2死の場面で二、三塁というチャンスが訪れましたが、近大付・小久保成逢選手(2年)が守る三塁の後方に、阪南大高の打球が落ちる結果となり、逆転を許すことになりました

小久保選手はソフトバンクの小久保監督の甥で、東京・板橋から近大付へ進学し、三拍子揃った選手として期待されてきました

今大会では「1番・三塁」のポジションを務め、多くの場面でチームを支えてきた小久保選手

彼は試合では無安打に終わったものの、塁に出るためにラインぎりぎりに立っており、3連続死球でチャンスを演出しました

しかし、試合の最後には逆転を果たせず、勝利の夢は打ち砕かれました

試合後、小久保選手は「試合で使ってもらったのに、力を出し切れなかった

悔しい

このような場面での野球の怖さを知ったことを、次に生かすしかない」と冷静に自己分析を行い、次の挑戦を見据えていました

近大付の小久保選手の試合後のコメントは、彼がチームとともに成長していく意欲を示しており、今後の活躍が期待されます。野球における逆境を乗り越える力は、彼のキャリアにおいて非常に大切な要素となるでしょう。
キーワード解説

  • 甲子園(こうしえん)とは?高校野球の全国大会が行われる場所で、全国から選ばれた高校が集まり、その栄誉を争う。
  • 逆転(ぎゃくてん)とは?試合や競技において、劣勢だったチームが逆に勝利を収めることを指す。
  • 死球(しきゅう)とは?打者がピッチャーの投げたボールが身体に当たると認められると、打者は塁に出る権利を得るルールの一つ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。