新井監督が抱える厳しさ、若手選手にも連鎖する期待と規律

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広島・新井貴浩監督(48)は、7月20日のヤクルト戦後に見せた厳しい姿勢で話題を呼んでいる

この試合では、広島が1点差で敗れ、その結果よりも選手の立ち振る舞いに怒りを抱く姿が目撃された

特に正捕手・坂倉の行動が、指揮官の心に触れたようだ

坂倉は、この試合で三回の打席でファウルフライを打ち上げたが、その打球を見るや、すぐに三塁ベンチに進んでしまった

これは、風向きによってはボールがフェアゾーンに流れる可能性もあったため、監督は坂倉の判断を問題視した

結果として、坂倉はこの試合で交代となった

続く21日のヤクルト戦では、坂倉はスタメンから外され、代わりに石原が捕手として起用された

新井監督の中にある「やらなければならないことをやらなかった場合には外す」という理念が色濃く表れている

監督は、「若い選手の成長を期待するが、チャンスは永遠ではない」と発言し、選手たちに緊張感を持たせた

新井監督は、昨シーズンと比較して選手への求める姿勢が変わりつつあることを認め、自身の意見を「当たり前のことをやらなかったらチームの士気が下がる」と説明した

過去には小園選手をスタメンから外したこともあり、監督としての厳しさが顕著だ

現在、広島は38勝45敗5分けでリーグ5位と厳しい成績となっている

若手選手が多く起用され、チームはまだ発展途上にある

新井監督が示している厳しい姿勢は、今後の若手選手の成長にとって重要な要素となっている

新井監督の厳しさが選手に影響を与えていることは明らかだ。選手たちに求められる姿勢が厳しくなっている中で、チームの士気を向上させるためには指導の一環として必要な行動と言えるだろう。若手選手が育つためには、厳しさと優しさのバランスを取ることが重要だ。
キーワード解説

  • 若手選手とは?チームに新たな力をもたらす、新人や経験の浅い選手たちのこと。
  • 正捕手とは?試合中に最も重要な役割を果たす捕手で、ボールを受けるだけでなくピッチャーとの連携も必要。
  • ファウルフライとは?バッターが打ったボールがフェアゾーンではなくファウルゾーンに落ちること。

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