藤嶋はこの日、6回に登板し、見事な投球を見せ、1イニングを三者凡退に抑える快挙を達成しました
プロ野球9年目を迎える藤嶋は、ケガで辞退した松山晋也投手に代わり、初めてのオールスター出場を果たしました
「1回は出たいと思っていたので、こういう形ですが、出られることを誇りに思っている」と、藤嶋は喜びを語りました
藤嶋は全パ打線に立ち向かいました
先頭バッターの渡部聖(西武)を相手に、1ボール2ストライクから144キロの直球を投げ込み、中飛に仕留めました
「真っすぐだけだと打たれそうなので」と、藤嶋は試合前に語っていた通り、代打の宗山(楽天)相手には2球続けてファウルを打たせた後、高めの143キロ直球で3球三振を奪います
続いて、周東(ソフトバンク)には、カウント1-1からナックルカーブを投じて左飛に抑え、見事に三人を料理しました
このように藤嶋は、夢舞台で持ち味を発揮し、ブルペンを支える中日ドラゴンズの選手たちにも素晴らしいパフォーマンスを見せました
藤嶋選手のオールスター初登板は、彼にとっての大きな成果であり、自身を証明する舞台でもあります。重要な場面で三者凡退を達成し、今後の活躍が非常に楽しみです。特に、オールスターという大舞台での冷静な対応は、選手としての成長を感じさせます。
キーワード解説
- オールスターゲームとは? プロ野球の選抜選手が一堂に会し、ファンにその選手たちの活躍を披露する特別な試合です。
- 三者凡退とは? 投手が3人のバッターを連続してアウトにすることを指し、非常に効果的な投球を意味します。
- ブルペンとは? 試合中にリリーフ投手が待機している場所で、先発投手の続投が不安定な場合に登板の準備をする場面を指します。

