全パ対全セ:森浦大輔、豪快な三振ショーを展開
2025年7月23日、京セラドーム大阪で開催されたマイナビオールスターゲームにおいて、広島の森浦大輔投手(27)が初出場を果たし、圧巻のパフォーマンスを見せましたこの試合で森浦は5回の裏に登板し、1イニングで3奪三振を記録しました
試合前、森浦は「シーズンと同じように一生懸命、全力で投げたい」と意気込みを語っており、その期待に違わぬ投球を披露しました
彼の武器である直球とチェンジアップを巧みに使い分け、全パ打者を相手に手玉に取ることに成功しました
登板した5回、全パ打線との対戦が待っていました
始めに立ち向かった藤原選手には、直球を2球投げて追い込むと、最後はチェンジアップで見事に三振を奪いました
また、前の打席で3ランホームランを放ったオリックスの頓宮選手にも、再びチェンジアップを多用し、最後も同じ球種で空振り三振を奪いました
次に対戦した楽天の村林選手には初球を真っ直ぐで投げ、左前にヒットを打たれましたが、続く日本ハムの4番、レイエス選手にはチェンジアップで追い込み、最後は150キロの直球を投げて見逃し三振を奪いました
森浦の見事な投球に対し、バッテリーを組んだ巨人の甲斐選手も称賛を惜しまず、テレビ朝日系列の中継で小型マイクを使いながら「チェンジアップが切れている
真っすぐもいいし、ベース板で強い」と印象を述べました
今回のオールスターゲームでの森浦選手の投球は、若い選手が舞台で自信を持って実力を発揮する重要性を再確認させるものでした。特にチェンジアップを多用し、打者を翻弄する技術は見事でした。
キーワード解説
- チェンジアップとは?投手が投げる球種の一つで、通常の直球よりも速度が落ち、打者のタイミングを外すために使われる。
- 奪三振とは?野球において、投手が打者を三振にすることを指し、その数が多いほど投手の実力が示される。

