高橋尚成氏「苦しい中で阿部監督もやりくりしながら戦っている」
巨人、メジャーリーグなどでプレーした高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新し、巨人の前半戦を振り返った89試合を終え42勝44敗という成績で3位に立つ古巣について「苦しい中で阿部監督もやりくりしながら戦っている
岡本選手がいなくなったのは大打撃なので、その穴を埋めるのは大変
辛抱しているのではと思います」と分析した
チームの先発陣について高橋氏は、8勝2敗の山崎伊織投手をMVPに挙げた
さらに6勝0敗、防御率0.75という優れた成績を残しているフォスター・グリフィン投手についても言及し、「2枚看板で活躍すれば阪神を追いかけるチャンスにもなる
連敗しないことができるので、軸として後半戦も頑張ってもらいたいなと思いますね」と期待を寄せた
一方で、本来ならばもっと活躍してほしいと期待されていた井上温大投手についても言及
昨季は8勝を挙げブレークしたものの、今季は15試合で3勝6敗、防御率3.17という成績に留まっている
「本来なら6勝3敗は達成していなければならない投手なので、彼と戸郷投手が本来の力を発揮していれば、チームはもっと上位にいたのではないか」と厳しい評価を下した
井上選手に対しては「素晴らしい成績であるが、本来の力を考えると物足りない」とし、さらなる飛躍を期待
これにより「山崎、グリフィン、戸郷、井上の4人がローテーションで上手く回れば、勝ち越しのチャンスが広がる」と語り、後半戦での活躍を促した
戸郷翔征選手については、「前半戦での成績が悪化しており、阿部監督も計算が狂った部分だろう
もし普通に投げていれば、6勝や7勝は確保できていた」と指摘した
イニングの流れを作れないことはブルペンやチーム全体の士気にも影響するため、「エースとして復活してくれれば、チームとしての成績も向上するはず」と後半戦への期待を寄せた
この記事では、高橋尚成氏が巨人の前半戦についての見解を述べており、特に選手の成績や監督の采配に焦点を当てています。プロ野球はチームのパフォーマンスが選手の活躍に大きく左右されるため、高橋氏の分析はとても興味深いものとなりました。特に投手陣の充実が後半戦での勝利に繋がるかどうかが注目されます。
キーワード解説
- 選手成績とは？：選手成績は選手のパフォーマンスを数値で示したもので、打率や防御率、勝敗などが含まれます。
- 防御率とは？：防御率は投手が与えた自責点を元に、9イニングあたり何点取られたかを示す指標で、低いほど良いとされます。
- ローテーションとは？：ローテーションは、チームの投手が試合ごとに出場する順番を決めたもので、安定した結果を出すために重要です。
