この左腕投手は、2022年育成ドラフトで8位指名を受けて入団した選手であり、今シーズンのウエスタン・リーグでは20試合に登板し、1勝1敗に加え3セーブ、防御率1.11という優れた成績を収めている
登録発表は、みずほペイペイドームで行われ、宮崎選手は新しい背番号「85」のユニフォームを身にまとい、感激の思いを語った
「プロ野球選手としてスタートラインに立てたので、ここからまた上にはい上がりたい」と彼は意気込みを示した
さらに、宮崎選手は2023年1月に実施された左肘内側側副靱帯再建術、いわゆるトミー・ジョン手術を乗り越え、その長いリハビリから支配下登録に至るまでの過程が喜びを一層大きくしていると話した
「手術を受けたことで周りとの差ができたが、回復後はすぐに追い抜くという強い気持ちを持っていた」と語った
同期の前田純選手が一足早く一軍でのプレーを実現したことに対して「率直に悔しかった」との本音も明かした宮崎選手
昨年6月には初の実戦登板を果たし、その後も確実に成長を遂げてきた
彼のストロングポイントは、150キロを超える直球である
自身の強みとして「力強い真っすぐと投げっぷりの良さ」を挙げ、一軍の戦力としてフルスロットルで腕を振り、打者を抑えていくことを決意している
プロ野球の支配下選手登録期限は7月31日までであり、宮崎投手の昇格によってソフトバンクの支配下選手は69人となり、残りの枠はあと1つとなった
宮崎投手の支配下登録は、彼の努力と苦労の証ともいえます。トミー・ジョン手術からの復活を遂げ、チームの一員として期待されていることは、プロ野球の厳しさを物語っています。一軍での活躍が待たれる選手として、これからが楽しみです。
キーワード解説
- 支配下登録とは? プロ野球において選手がチームに正式に登録されることを指します。これにより選手は一軍での試合に出場することが可能になります。
- トミー・ジョン手術とは? 投手の肘の靭帯を再建する手術で、多くのプロ野球選手が受けており、再び投げられるようになる可能性が高い手術です。
- ウエスタン・リーグとは? 日本のプロ野球の二軍リーグで、選手たちはこのリーグで経験を積み、一軍昇格を目指します。

