ヤクルト、青柳晃洋投手との獲得交渉を開始

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東京ヤクルトスワローズがフィラデルフィア・フィリーズ傘下の2Aレディングから自由契約となった青柳晃洋投手(31)との交渉を進めていることが、7月25日に明らかになった

球団の幹部は「獲得調査を行っているのは事実」とし、「あまり時間もないので」と支配下登録期限の31日までに契約を目指していることを述べた

ヤクルトは今季の前半戦を28勝50敗5分けという成績で最下位に終えたが、主力選手が相次いで怪我を抱え、特に投手陣の手薄さが問題となっている

現在、チーム最多勝の吉村はわずか4勝にとどまり、守護神の石山が左内腹斜筋肉離れで離脱中であることから、投手陣の補強が急務となっている

青柳投手は23日にFAとなり、今季はここまでメジャーでの登板がなかった

彼は阪神からポスティングシステムを利用して1月にフィリーズとマイナー契約を結び、オープン戦では期待されたものの成果を上げられず、3Aで開幕を迎えた

その後、6月には2Aに降格し、マイナーリーグでの通算成績は23登板で1勝3敗、防御率7.22と厳しい状況であった

ヤクルトが青柳投手との交渉を進めていることは、チームにとって重要な戦略の一環だと言えます。主力選手が怪我を抱え、投手陣が手薄の中、経験豊富な投手の獲得はピッチング力の向上につながる可能性があります。青柳投手はマイナーリーグで思うような結果を出せていないものの、資質や経験を考えれば、チームに新たな活力をもたらす存在になるかもしれません。
キーワード解説

  • FAとは? FAとは、フリーエージェントの略で、選手が契約満了後に自由に移籍できる制度のことです。
  • ポスティングシステムとは? ポスティングシステムは、メジャーリーグの選手が日本のプロ野球チームに移籍する際の手続きの一つで、選手が契約対象となるチームに対して、日本の球団が譲渡料を支払うことで移籍を実現する仕組みです。
  • 防御率とは? 防御率とは、投手が与えた自責点をイニング数で割り、9倍した数値で、投手の成績を表す指標の一つです。値が低いほど投手の成績が良いとされます。

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