昨年まで中日ドラゴンズで活躍していたダヤン・ビシエド選手(36)がその新加入選手であり、彼の入団はチームの打線強化を目指す重要な一手として注目を集めている
ビシエド選手は、2016年から2024年までの9年間に渡り中日でプレーし、特に2018年には打率.348、26本塁打、99打点を記録して首位打者のタイトルを獲得した
この成績は彼が中軸打者としての役割を果たした証であり、チーム内で非常に重要な選手であった
しかし近年は出場機会が減少し、2024年にはわずか15試合出場で、打率は.209と低迷
そうした状況から昨年限りで中日を退団し、以降日本でのプレーを希望していた
しかし他球団からのオファーが得られず、今年5月にメキシカンリーグのオウルズと契約
そこで38試合に出場し、打率.276、8本塁打を記録して復調の兆しを見せた
外国人枠の適用なしで「日本人選手扱い」
ビシエド選手の獲得には嬉しい特典が付いてくる彼は日本プロ野球(NPB)で国内FA権の取得条件を満たしているため、外国人枠が適用されず「日本人選手扱い」として起用できる
これにより、チームの戦力を簡単に調整できるメリットがある
スポーツ紙の記者は「昨年のビシエドの打撃を見れば、炸裂するような打球は見当たらなかった
36歳という年齢は選手寿命に影響するものであり、全盛期に比べての衰えが心配されるが、日本における彼の家族愛、小さなことでも成長し続けようとする意志は、大きなプラス要素だ」とコメントした
実際、ビシエド選手がDeNAの打線を強化し、この先どれだけ活躍できるのかが注目されている
横浜DeNAベイスターズがダヤン・ビシエド選手を獲得したことは、チームの打線に新たな力を加える意味で非常に重要なニュースです。過去の実績から考えて、ビシエド選手が復活を遂げ活躍することができれば、チームの戦力に大きな影響を与えることが期待されています。特に外国人枠を適用しないことで、彼の起用はチーム戦略においても非常にメリットとなるでしょう。
キーワード解説
- ビシエドとは?:ダヤン・ビシエドはキューバ出身のプロ野球選手で、これまで中日ドラゴンズやメキシカンリーグでプレーしてきた打者です。
- 打率とは?:打率は、選手が打席に立ったときにヒットを打つ確率を示す数値で、数字が高いほどヒットを多く打っていることを意味します。
- 外国人枠とは?:プロ野球において、チームが登録できる外国人選手の数を制限するルールのことで、これにより日本人選手とのバランスを保っています。

