ヤクルトが青柳晃洋投手の獲得交渉を開始

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東京ヤクルトスワローズが、米大リーグフィラデルフィア・フィリーズの2Aで自由契約となった青柳晃洋投手(31)の獲得に向けて交渉を始めることを発表した

小川淳司ゼネラルマネジャー(67)は、25日に「交渉に入ります」とコメント

戦力補強の期限となる31日まで、獲得を目指して全力を尽くす意向を示した

ヤクルトは、今季の前半を終え、4連勝で締めくくったものの、成績は28勝50敗5分けとリーグ最下位に沈んでいる

主力選手に怪我人が続出しており、チーム全体の戦力整備が急務とされている

特に、チーム防御率は3.56でリーグワーストを記録しており、明らかな改善が求められている

青柳投手の経歴と実績

青柳投手は神奈川県出身で、川崎工科大高を経て帝京大学に進学

2016年にはドラフト5位で阪神タイガースに入団し、2021年から2022年にかけて、2年連続で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得

2022年シーズンには最優秀防御率を含む投手3冠に輝き、ベストナインにも選ばれた実績を持つ

メジャーリーグでの挑戦

昨年のオフシーズンにはポスティングシステムを利用し、フィリーズとマイナー契約を結んだが、現在のところメジャー昇格は実現していない

今季は23試合に登板し、1勝3敗、防御率7.22という成績を残している

高津監督の見解

神宮球場での取材に応じた高津監督は、青柳投手について「相手から見てきて非常に良いピッチャーだという印象が強い

まだまだチャンスがあればと思いますし、年齢的にも十分に可能性があると思います」と高く評価した

ヤクルトが青柳投手の獲得を目指す背景には、チーム成績の厳しさと主力選手の負傷が大きく影響していることが分かります。多くの期待を抱く青柳選手が復帰し、チームに貢献できるかが注目されます。
キーワード解説

  • 不振とは?ヤクルトは今季、前半を28勝50敗5分けという厳しい成績で終えており、リーグ最下位に沈んでいます。
  • 防御率とは?防御率は投手の成績を示す重要な指標で、数字が小さいほど優れた投手ということを意味します。
  • ポスティングシステムとは?メジャーリーグ所属選手が海外での契約を希望する際に使う制度で、一定の条件を満たすと他球団が交渉権を取得できます。

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