阪神の新外国人ラファエル・ドリス投手、シート打撃で圧巻の投球を披露
阪神タイガースの新外国人選手、ラファエル・ドリス投手(37歳)が、甲子園での1軍練習に初参加し、シート打撃に登板したドリスは前四国アイランドリーグ高知でプレーしていたが、入団後の初マウンドで、打者5人に対して計16球を投じ、安打性はゼロ、本数2の空振り三振を奪う圧巻のパフォーマンスを見せた
1ヶ月半で9キロの減量に成功したドリスは、シェイプアップした体での投球に充実感を示しており、今後の1軍戦力としての活躍に意気込んでいる
甲子園の夏空の下、力強いミット音が響き渡る中、タテジマ姿のドリスが再びその舞台に立った
注目の投球内容
試合形式のシート打撃では、まず小幡選手との対戦からスタート3球目でコーナーを狙い、ドリスの武器であるフォークで空振り三振を奪った
続く熊谷選手は2球目でバットを折られ、糸原選手も2球続けて投じた直球により二ゴロに併殺された
特に豊田選手はドリスのスライダーに驚き、「自分の方に来る軌道」とその素晴らしさを絶賛
また、ドリス自身も「アドレナリンはいいバッターとやる方が出るので、そういうあたりは出たかな」と語っており、充実した時間を過ごしたことが伺える
今後への期待
独立リーグでのマウンドと甲子園では違いがあるものの、「ボールも含め体もいい状態」と語るドリスは、藤川監督からも「良かったね」と声をかけられたという再びチームの戦力となることを心に誓い、懸命に努力を続ける姿勢を見せた
選手やコーチの反応
梅野選手は「いろんな球を投げながらしっかり安定していた」とドリスの投球を称賛また、栄枝選手も「身長も高く、球速も150キロ近く出ていた」とドリスのパフォーマンスを高く評価し、金村投手コーチも「悪くない、全然
あとは試合に投げてもらって」と期待を寄せた
阪神のラファエル・ドリス投手がシート打撃で圧巻の投球を見せたことは、彼の実力とコンディションの良さを示しています。過去に独立リーグでプレーしていた中で、しっかりした結果を残し、チームにも好影響を与えることは間違いないでしょう。今後の試合での活躍がますます楽しみです。
キーワード解説
- シート打撃とは?:打者を相手に実戦形式での練習を行うもので、ピッチャーの投球やバッターの打撃感覚の向上を目的としています。
- フォークボールとは?:バッターが打つのが難しい球種で、投球時の変化が大きく、打者のタイミングを外しやすい特性があります。
- 独立リーグとは?:メジャーリーグや日本のプロ野球チームに所属しない選手が所属するリーグのことを指し、通常は若手選手の経験を積む場として機能しています。
- アドレナリンとは?:体が興奮したときに分泌されるホルモンで、競技中の集中力やエネルギーを高め、パフォーマンスを向上させる効果があります。

