巨人・増田陸が後半戦で注目の若手選手に、岡本不在を補う成績を残す

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後半戦に突入し、阿部巨人は再び巻き返しを狙う

現在は首位・阪神と10ゲーム差のリーグ3位で、借金2となっている

今季の残り54試合を前に、チームにとって不可欠な存在となっているのが、25歳の増田陸選手である

前半戦は誤算が続いた

特に、チームの主力である岡本和真選手の長期離脱が痛手となった

岡本選手は、5月の阪神戦で左腕を負傷し、全治3か月との診断が下された

この影響で巨人は得点力不足を露呈し、首位争いから後れを取ってしまった

一方、エースである戸郷翔征選手の不調も共に誤算であり、1軍復帰の目処は立っているものの、後半戦での立ち直りが期待される

そんな逆境の中、増田陸選手は高卒7年目にして65試合出場、打率.255、5本塁打、20打点を記録する活躍を見せている

プロ入り後の6年間で1軍出場は過去2年で僅か73試合だったことを考えれば、立派な成績である

2018年のドラフトで2位指名を受けた増田陸選手は、元々高いポテンシャルを持っていた

しかし、ケガや手術が続き、特に育成落ちを経験した21年オフには厳しい状況に直面した

2022年には3軍スタートから2軍での奮闘を経て、再び支配下登録を果たし、今季はその努力が実を結んでいる

特に7月3日には巨人軍の第95代4番打者に起用され、初打席で初安打・初打点を記録

この成績は増田選手にとっての重要なターニングポイントとなったようだ

「苦労が今になってプラスに作用している」と自身の成長を語る増田選手

彼のハングリーな姿勢もファンの共感を呼んでいる

今後の活躍が期待される増田陸選手、チームの再建に向けた彼の存在がさらなる注目を浴びている

増田陸選手の成長とそれに伴う活躍は、巨人の今後において重要なファクターとなるだろう。特に岡本選手の不在を補う形で打撃面で数字を残していることは、ファンにとっても嬉しいニュースであり、彼のさらなる成長が期待される。厳しい状況でも自身を奮い立たせる姿勢に、多くの人々が感銘を受けているのではないだろうか。
キーワード解説

  • 増田陸とは?プロ野球の東京読売巨人軍に所属する内野手で、高卒7年目の25歳。今季、頼れる若手選手として成績を残している。
  • 岡本和真とは?巨人の4番打者で、昨季に続く中心選手。彼の離脱はチームにとって痛手だったが、増田陸の成長がその穴を埋める要素になっている。
  • 育成落ちとは?プロ野球選手が成績不振やケガなどの理由で、一時的に育成契約に移行されることを指す。これにより、選手は一度1軍の舞台から外れる。

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