巨人・岡本和真、フリー打撃再開で復帰への道を切り拓く

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左肘靱帯損傷のリハビリ中である読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29)が、26日に稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで行われたイースタン・リーグの西武戦前の練習に参加しました

これは、彼が5月6日に負傷してから初めて屋外でフリー打撃を行う機会となり、岡本選手は「思ったより良い打球が何球かあった」と手応えを感じた様子を語りました

岡本選手は、三塁のポジションでノックを受けた後、打席に立ち、専用ケージ内で通常の打撃投手が投球する際に18スイングを行いました

彼はその後、ケージ横でロングティーを繰り返し、力強い打球を放つことに挑戦しました

ロングティーとは、バッティング練習の一環で、バッターが遠くに打つことを目的として、投球者が速球よりも緩いボールをバッティングマシンや手で投げる練習方法です

今年の3月に開業したジャイアンツタウンスタジアムでの練習は、岡本選手にとって初めての体験であり、「想像よりすごかった

裏の打つところとかもすごい、充実している」と感想を述べました

前日の25日にはジャイアンツ球場の室内練習場で打撃投手の投球を受けたばかりで、この日は屋外でフリー打撃を再開し、復帰を目指す彼にとって大きな前進となりました

岡本選手は8月中の復帰を目標に掲げており、この日の打撃練習の成功は、その夢に向かっての確かな一歩です

岡本選手の復帰に向けた取り組みは、プロアスリートにとって特に重要です。リハビリ期間を経た後のパフォーマンスがどうなるか、多くのファンが期待する中、彼の努力と前向きな姿勢は注目に値します。新たな練習環境「ジャイアンツタウンスタジアム」での有意義な経験も、彼のモチベーションを高める手助けになっているでしょう。
キーワード解説

  • 靭帯(じんたい)とは?靭帯は骨と骨をつなぐ結合組織のことで、関節を安定させたり、動きを制限したりする役割があります。靭帯が損傷すると、関節が不安定になったり、正常な動きができなくなることがあります。
  • フリー打撃とは?フリー打撃は、バッターが投手から投げられたボールを打つ練習のことで、主に選手の打撃技術向上を目的としています。
  • ロングティーとは?ロングティーは、バッターが長打を打つための練習で、通常よりも打球を飛ばすことにフォーカスしています。バッティングマシンや投げられたボールを使って、遠くへ打つ訓練を行います。

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