全パモイネロ、両投げ披露に議論の余地

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プロ野球西武元監督の渡辺久信氏と、巨人や米大リーグで活躍した上原浩治氏が、7月27日にTBS系の報道番組「サンデーモーニング」に出演し、23日と24日に開催された「マイナビオールスターゲーム2025」について語った

特に話題となったのは、全パ・ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が第1戦で右投げを披露したことだ

通常は左腕での投球を行うモイネロ選手は、最速151キロで5つのアウトを取り、続けて右投げでの登板を試みた

この右投げの最速は124キロであり、プロ野球の1軍戦において初めて「両投げ」での登板を果たした投手として注目を浴びた

番組で、渡辺氏は「モイネロ投手は左で投げたら打者を圧倒するピッチャー

右での投球はあまり使い物にならない」と評しつつも、「投げられるのはすごい」とその才能を称賛した

一方、上原氏は「両投げは本当に器用だと思いますが、オールスターには真剣勝負が必要ではないか」と意見を述べ、エンターテインメント性と競技性のバランスについて疑問を投げかけた

リバン・モイネロ投手がオールスターゲームでの両投げ披露は、プロ野球界において新たな試みとして注目されています。渡辺氏と上原氏の対話を通じて、オールスターの意味や真剣勝負とエンタメ性のバランスについて考える良いきっかけとなりました。このようなイベントが今後どのような影響を与えるのか、ファンとしても興味深いところです。
キーワード解説

  • オールスターゲームとは? オールスターゲームはプロ野球シーズン中に行われる特別な試合で、各チームから選ばれた選手が対戦します。この試合はエンターテインメント要素が強く、多くのファンに楽しんでもらうのが目的です。
  • 両投げとは? 両投げとは、選手が左右両方の腕で投球できることを指します。通常、選手は右手または左手のいずれか一方の腕でしか投げないため、両投げの選手は非常に珍しい存在です。これにより、投手は打者の打席側に応じて投げ分けることが可能になります。

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