小笠原慎之介が3Aで安定したピッチングを披露、メジャー復帰へ期待高まる

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<ロチェスター2-6スクラントン>◇26日(日本時間27日)◇ニューヨーク州ロチェスターにて、ナショナルズ傘下3Aロチェスターの小笠原慎之介投手(27)が、ヤンキース傘下3Aスクラントン戦に先発出場した

小笠原は5回0/3を投げ、6安打2失点、2四球、5三振を奪うなどの成績を収めたが、勝敗は付かなかった

この試合は今季3Aで5試合目であり、彼の成績は2勝1敗、防御率3.60となっている

小笠原は13日に再降格されてから2度目の登板で、初回に先頭打者に安打を許し、捕逸なども影響し2死一、三塁のピンチを迎えたが、メジャー通算110本塁打の5番バッター・カンデラリオを二ゴロに封じ込め、無失点で切り抜けた

2回には2死から連打を浴び得点圏に走者を背負ったが、三ゴロで無失点を続けた

4回と5回は三者凡退に抑え、味方が同点に追いついた直後の6回も続投した

しかし、先頭打者にヒットを許し、走者を残して降板することとなった

続いてマウンドに上がった2番手が後続を抑えた

小笠原は昨年オフに中日ドラゴンズからポスティングシステムを利用してナショナルズと契約し、2年総額350万ドル(約5億800万円)を受け取ることとなった

今年月6日にはボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たしたが、3回途中で4失点し、それ以降のブルワーズ戦でも4回で3失点と苦戦した末、13日にマイナーに降格した

メジャーでの成績は2試合0勝1敗、防御率9.45という結果に留まっている

今回の小笠原選手の登板は、メジャーリーグで苦戦している中での好投が光ります。将来的なメジャー復帰に向け、彼の安定したピッチングは期待を抱かせます。チーム状況や選手の成長を見守るファンにとって、今回のパフォーマンスは注目すべきポイントです。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? メジャーリーグにおいて、海外の選手がチームから移籍する際に利用される制度。選手が移籍先を希望する場合、前所属チームに一定の費用を支払う必要がある。
  • 防御率とは? 投手がどれだけ点を取られているかを示す指標。通常、9回を基準にして自責点を計算し、数字が低いほど良いピッチャーとされる。
  • 三者凡退とは? 相手チームの攻撃に対して、投手が1イニングの中で3人のバッターを打ち取ることを指す。この場合、守備側が何も点を与えずに攻撃を終えることになる。

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