6回のピンチを迎えた際、冷静に火消し役を務め、相手打者を無失点に抑えた
湯浅はマウンドに上がる前に、「遥人さんの今シーズン初勝利がかかっているなと思いながら、リリーフカーに乗っていたので、絶対にランナーを帰さないと思いながら臨みました」と振り返った
湯浅は、相手打者を2ストライクまで追い込むと、最後は150キロの直球で空振り三振に仕留めるなど、圧巻の投球を披露した
これにより彼は連続無失点を8試合に伸ばし、先輩である高橋の今季初白星に貢献した
「遥人さんもいいピッチングを続けてくれたので、なんとかあのバッターで切れるように、自分の仕事をしっかりと果たそうと思ってマウンドに上がりました」と、湯浅がより一層の決意を見せた
湯浅は国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」から復帰し、昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受けた高橋とはリハビリも一緒に行なっており、その苦しい時間を共に乗り越えてきた
「リハビリでもずっと一緒だったので、いつもよりも気合いが入りました」と語る湯浅
復活を遂げた2人のリレーが、チームに勝利をもたらしたと言えるだろう
湯浅選手の復活は非常に感動的です。難病を克服してリリーフとして活躍する姿は、多くの人に勇気を与えるでしょう。その彼が高橋選手のサポートも受けながらチームを勝利に導く姿は、仲間の絆の大切さを再認識させてくれます。今後もさらに活躍を期待したいです。
キーワード解説
- リリーフとは?:試合中に疲れた先発投手を交代して登板する投手のことを指します。リリーフ投手は特にピンチの場面で重要な役割を果たします。
- 直球とは?:投手が最も基本的な球種として投げる球のことを指します。投球の中で最もスピードが出やすく、バッターにとっても打ちやすい球種です。
- 無失点とは?:試合中に相手チームから得点を許さないことを言います。特に抑え投手やリリーフ投手にとって、無失点で抑えることは非常に重要です。
- 胸椎黄色じん帯骨化症とは?:背骨の中の神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす病気です。治療は難しく、選手生命に影響を与えることがあります。

