試合の4回裏、一死二・三塁の場面で、オリックスの2番手ピッチャー、才木海翔が投じたフォークボールが暴投となり、捕手の福永奨が球を止められず、三塁走者のホームインを許した
さらに、一塁手の頓宮裕真も打球を後逸し、オリックスはこの日の守備の乱れから計2点を失う結果となった
福永奨のキャッチングフォームへの疑問
試合終了後、フジテレビONEの『プロ野球ニュース2025』に登場した解説者の田尾安志氏は、暴投の場面に着目し、福永のキャッチングフォームについて苦言を呈した彼は「球が捕手の手前でワンバウンドしたが、福永はそれを止められなかった」と指摘
その後、大矢明彦氏も福永の構えに疑問を投げかけ、「両足の幅が広すぎるため、左右に動くことが難しくなり、結果的に正面で球をさばけない」と分析した
両選手の言葉に込められた意義
大矢氏は続けて「投球を前で受け止めるためには、もっと体を動かさなければならない」と語り、福永は「どうフォークを使うか」という課題を残していると述べたこれは、プロ野球選手にとって極めて重要なポイントであり、特に捕手としての技術は試合の結果に直結する
福永奨選手の守備ミスに対する解説者の指摘は、プロ選手として更なる成長を促すものだ。捕手としての技術向上はチーム全体の戦力に影響を与えるため、彼が次回どのように改善するかが注目される。
キーワード解説
- 暴投とは? ピッチャーが意図しない方向に投球を投げてしまうことを指し、捕手がボールを捕らえることができない場合が多い。
- フォークボールとは? ボールの回転を利用して投げる変化球で、落ちる軌道が特徴のため、打者にとっては打ちにくい球種の一つ。

