広島の小園海斗、リーグ首位打者に浮上も連敗中のチームの苦境続く
広島カープは、「広島5-6巨人」の試合(7月27日、マツダスタジアム)でまたも無念の結果となり、今年に入っての5連敗を喫したこの試合では、小園海斗内野手(25)が五回に適時打を放ち、マルチ安打を記録したが、チームは僅差で敗北を喫してしまった
試合が進行中、広島のため息が響くマツダスタジアムで、小園のバットコントロールが際立った
特に五回の場面では、無死からの連続四安打により点差を縮め、なおも無死三塁と攻撃のチャンスを掴んだ
小園は「外野フライでもいいので、何とか1点取ろうという感じでした」と語り、打席で追い込まれながらも冷静にバットを振った
結果、彼の打球は前進守備を敷いた守備陣を越えて中前に飛び込み、期待した通りの点をもたらす
この日の活躍により、小園の打率は・292となっており、リーグ首位打者に浮上することができた
今シーズンの彼は、打率を上げ続けているものの、「状態は悪いので、アレぐらいしかできない」と、自己評価は厳しい
彼自らの打撃センスを生かすために、右方向への安打も今後は狙いたいと考えている
試合前、監督の新井氏と約10分の会話を持った小園は「チーム状態が悪いので、引っ張っていってくれよ」と言われたことを振り返り、使命感をもってプレーに臨む姿勢を強調した
現状の連敗を断ち切るべく、首位・阪神との3連戦が控える中で、チームを牽引する覚悟でいる
小園は後半戦の初戦から始まるこの大事な3連戦に向けて、「やることは変わらないですし、塁に出て、つないでいけたら」と意気込んでおり、チームの盛り返しに向けた奮闘が期待される
広島カープの小園選手がリーグ首位打者に浮上したものの、チームは連続で敗北し、厳しい状況が続いています。試合での彼の打撃は素晴らしいのですが、チーム全体の彩りが不足している印象です。今後が心配されます。
キーワード解説
- 打率とは? 打率は、選手が試合でヒットを打つ確率を示す指標で、選手の打撃成績を評価する際に用いられます。
- マルチ安打とは? マルチ安打は、1試合で複数のヒットを打つことを指し、選手の活躍や調子の良さを示すものとされています。
- バットコントロールとは? バットコントロールは、選手が打撃の際にバットを上手に扱う技術のことで、安定したヒットを打つために不可欠です。

