成田高校野球部監督・尾島治信氏が25年の監督生活を終え退任

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成田市の高校野球界における大きな変化が訪れた

成田高校の尾島治信監督(56)が、25年間の監督生活を終えることが明らかになった

尾島監督は2000年から選手たちを指導し続け、「周りの方々、また選手にも恵まれ、いい監督人生でした」と語り、その感謝の気持ちを表した

尾島監督は、成田高校の卒業生であり、その後日大に進学し内野手として活躍した

1992年に母校に赴任し、副部長、部長を経て、2000年に監督に就任した

監督としてのモットーは「主役は選手」「まずはチームありき」というもので、選手に寄り添いながら指導を行い、厳しさを持ってチームを率いてきた

在任中には春の甲子園に2回、夏の甲子園には1回導く快挙を成し遂げた

特に2010年の夏、内野手の中川諒選手を擁して甲子園4強入りを果たしたことは大きな成果として記憶されている

尾島監督の教え子には、ロッテの唐川侑己投手や日本ハムの田宮裕涼捕手など、プロ選手も多くいる

尾島監督は、今年の千葉大会で15年ぶりの甲子園出場を目指し、ノーシードから勝ち上がるも、22日の5回戦で習志野高校に3−5で敗退してしまった

尾島監督は「千葉県大会が終わるまでは、水を差すわけにはいかない」と述べ、退任の発表を大会終了後に行った

後任の監督には、部長を務めていた梁川啓介氏(50)が就任しており、すでに25日の新チーム始動から指導を開始している

尾島監督の退任は、成田高校の野球部にとって大きな節目となります。25年という長い間、選手に寄り添い、数々の輝かしい成果を残してきた彼の功績は計り知れません。新監督の梁川氏には、尾島監督の意志を引き継ぎ、さらなるチームの成長を期待したいところです。
キーワード解説

  • 監督とは?監督は、スポーツチームにおける指導者のことを指し、戦略や選手の起用などを決定する重要な役割を担っています。
  • 甲子園とは?甲子園は、高校野球の全国大会で、日本全国の高校が出場し、優勝を目指して戦う特別なイベントです。
  • 副部長とは?副部長は、部の運営や監督の補佐をする役職で、監督が不在時にその役割を代行することもあります。

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