近く正式契約が結ばれる見込みで、これによりチームの支配下登録選手は69人となり、残り1枠になることが予想されている
今季、菊地選手は2軍で先発と中継ぎの両方に登板し、10試合で3勝2敗1セーブを記録
特に防御率は2.65、そして150キロを超える直球と鋭く曲がるスライダーを駆使して奪三振率は10.06という優れた成績を残し、その実力をアピールしてきた
菊地選手はプロ2年目の2023年には救援で自己最多の50試合に登板し、プロ初勝利を挙げるなどブレイクを果たしたが、2024年には初の1軍登板がなく、育成契約に移行した
2025年は3軍落ちを経験するも、その期間を「レベルアップに取り組んだ」と振り返り、成長を促すプラスの期間だったと捉えている
菊地選手は早く支配下選手に復帰し、1軍で活躍することを目指しており、その目標に向けて進んできた
今後、彼が貴重な戦力としてチームに貢献することが期待される
選手プロフィール
- 菊地大稀(きくち・たいき)
- 生年月日: 1999年6月2日
- 出身地: 新潟・佐渡市
- 身長: 186センチ
- 体重: 89キロ
- 投打: 右投左打
- 高校: 佐渡高校
- 大学: 桐蔭横浜大学(4年秋に4勝、防御率1.18で最優秀投手賞)
- 入団: 2021年育成ドラフト6位で巨人入団、2022年4月に支配下選手登録
- 2025年オフより育成契約で再出発
キーワード解説
- 支配下選手とは?プロ野球における選手登録の形態の一つで、チームの公式メンバーとして参加できる選手を指す。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標の一つで、投球回数あたりの失点を示す。低い数値が求められる。
- 奪三振率とは?投手が試合の中で何打者に対して三振を奪えたかを、9イニングあたりの打者数で示した割合のこと。

