浅野翔吾外野手、イチロー氏の教えを胸に更なる飛躍を誓う
米野球殿堂入りの表彰式典に参加したイチロー氏の指導を受けた巨人・浅野翔吾外野手(20)が、教えを胸に恩返しの飛躍を誓った浅野選手は、イチロー氏による訪問があった高松商時代の思い出を語り、当時受けた影響について語った
その出会いは、高松商の2年生の12月に突然訪れたもので、彼は「サプライズだったので『え、なんでいるの?』という驚きがありましたし、イチローさんのオーラがすごかったです」と述懐
イチロー氏から多くの金言を受けた中でも、「全力の中で形を作る」という教えが特に心に残っており、今もそのモットーを大切にしていることを明らかにした
又、浅野選手は入団時に複数の背番号提案の中から「背番号51」を選んだことを振り返り、イチロー氏との交流が続いていることを強調
1年目のオフには合同自主トレーニングが実現し、腰痛からの復帰途中でもあったが、一緒に練習はできずともその姿から大いに学んでいる
「イチローさんからは常に声を出し、野球を楽しむ姿勢を教わった
自分は一人の練習で黙りがちだったが、試合のための練習を心掛けるようになりました」と語った
イチロー氏から授かったバットは今も部屋に大切に保管しており、「バットの出方を確認したり、振ったりしている」とその価値を強調する
現在は「右尺骨茎状突起不全骨折」という怪我からの復帰を目指しており、「自分の身長や打撃スタイルはイチローさんとは違うが、走攻守が揃った選手になりたい
上の舞台でプレーを見てくれている思うので、次に会う時までに成長したい」と意気込みを示した
浅野翔吾選手がイチロー氏から受けた指導は、彼の今後のキャリアに大きな影響を与えるものでしょう。イチロー氏の教えを胸に、技術の向上だけでなく、野球への情熱を忘れずに活動する姿勢が印象的です。これからの戦いに期待がかかります。
キーワード解説
- 米野球殿堂とは?アメリカで最も優れた野球選手や関係者を称えるための制度で、多くの場合「野球界のアカデミー賞」と呼ばれています。
- 全力とは?自分の力を100%使うことを意味し、特にスポーツ競技においては全ての身体能力を発揮することが求められます。
- 合同自主トレーニングとは?複数の選手が自発的に集まって行う練習のことを指し、通常は球団が公式に行う練習とは異なります。
- 右尺骨茎状突起不全骨折とは?右手の尺骨の一部に問題が生じた怪我のことを指し、通常は骨折の後遺症として治療が必要になります。

