巨人・岸田行倫が打撃不振を脱し、チームの救世主となるか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7月27日、東京ドームで行われた広島戦で、読売ジャイアンツが6-5の勝利を収め、勝率を5割に戻しました

スタメン出場した5番・捕手の岸田行倫選手が、この試合で勝利の立役者として存在感を示しました

岸田の活躍が際立つ試合展開

岸田選手は、1-0とリードした3回表に、一死一、二塁のチャンスで右中間に2点適時二塁打を放ち、チームのリードを拡大しました

続く5回にはソロホームランを放ち、この試合では2安打3打点を記録し、攻撃面での貢献が求められた場面で期待に応えました

シーズン中の波とは

昨シーズンにはキャリア最多の88試合に出場した岸田選手ですが、今季はチームの新加入選手である甲斐拓也の影響で出場機会が減少していました

5月下旬には打率が2割を下回るなど、調子を落としていたものの、最近では状態を上げており、月別の打撃成績を見ると圧倒的な向上を見せています

5月(打率.250、OPS.607)、6月(打率.293、OPS.731)、7月(打率.342、OPS.919)と、特に7月にはその打撃力が光りました

監督の期待とチームの状況

阿部慎之助監督からの期待も大きく、岸田選手は26日の試合では8番で出場したものの、翌日には5番で起用され、その期待に見事応えています

岡本和真選手の長期離脱に伴い、中軸の固定が難しい巨人にとって、岸田選手の調子は非常に心強い存在となっています

リード面での成長も
また、岸田選手は打撃だけでなくリード面でも印象を残しています

主にグリフィン投手とバッテリーを組んでおり、彼の防御率は0.75と非常に優れています

規定投球回には届いていないものの、防御率が1.07の山﨑伊織投手を上回る成績を記録しているのは非常に評価されるポイントです

岸田選手が引き続き安定したパフォーマンスを発揮することで、10ゲーム差を付けられている首位の阪神を追い上げる鍵を握る存在であることは間違いありません

岸田選手は、この試合でチームの勝利を導く重要な役割を果たしました。シーズン途中で出場機会が減少していた時期もありましたが、最近は好調を維持しています。その成長がチームに与える影響は大きく、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 打率とは?打率は、選手が打席に立った中で何回ヒットを打てたかを示す指標で、数字が高いほど打撃の成功率が高いことを意味します。
  • OPSとは?OPSは出塁率と長打率の合計で、打者の攻撃的な能力を評価するための指標です。高いほど多くの得点に貢献する選手であることを示します。
  • リードとは?リードとは、キャッチャーが投手をサポートするために行う作戦や信号のことです。相手打者の特徴を見極め、最適な配球を指示する重要な役割を担っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。