この日の主役は阪神の大山選手であり、先制打が虎党を歓喜に包んだ
「チャンスメークしてもらったので、ランナーをかえすことができて良かったです」と、大山選手は喜びを語った
この日の試合、たかが1点、されど1点
この得点が決勝点となり、阪神はこの試合に勝利を収めた
今季2度目の“スミ1”勝利であり、主砲の勝負強さが際立った
試合は初回、2死一、二塁という場面で、大山選手が好投手・床田選手に対し、迷いなくツーシームを振り抜いた
「打点を挙げるだけ」という役割を全うする形で、打球は遊撃手の頭を越え、これが4試合連続打点の先制適時打となった
塁上で表情は変わらなかったが、ベンチの仲間たちは大喜びだった
先月の7月においては、71打数中24安打を記録し、打率は・338に達するなど好調を維持
さらに月間の打点数は17で、これは虎のクリーンアップの中で最多の数字だ
好調の理由を聞かれると、「汗をいっぱいかいてるので、それが要因じゃないかなと思います」と語った
大山選手は全力プレーをモットーにしており、練習から試合に至るまで手を抜くことがない
最近でもチームメートを支える姿が見られた
12日のヤクルト戦では、豊田選手が走塁ミスを犯して好機を逃し、翌日には2軍降格となった
その試合後、大山選手は自らの過失を反省し、「僕が挟まれて、もうひと粘りできなかった
それによってヒロシがアウトになってしまった
それは僕の責任でもあるので申し訳ない」と申し出た
豊田選手は記事を見て、大山選手の思いやりを知り、切り替えのきっかけとなった
チームは後半戦を無傷の3連勝でスタートし、投打がしっかりとかみ合っている
「本当に目の前の1試合1試合だと思う
明日の試合を全力で取りにいきたい」と大山選手は意気込みを述べた
頼れる男が5番にどっしりと腰を据えている限り、猛虎打線の勢いは止まらないだろう
試合を通じて、大山選手の存在感は際立っており、チームを背負う役割をしっかり果たしています。彼がチームメートへの思いやりを持って接している姿勢は、チーム全体の士気を高めていることを感じました。今後の試合でも、彼の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 先制打とは?試合の早い段階で得点を挙げることを指し、チームに流れを引き寄せる重要なプレーです。
- ツーシームとは?ピッチングで使われる変化球の一種で、直球に近い速度で投げられるが、軌道が少し曲がります。
- 全力プレーとは?全ての力を出し切ることを意味し、プロ選手には特に求められる姿勢です。

